第32回「南木倶楽部全国勉強会」予告
(第117回大阪読書研究会)
南木です。今夜中に相当詳しい予告を出せると思います。
明日、2月24日(土)『南木倶楽部全国勉強会』は重要事項満載でお話する予定です。
皆様とお会いできるのを楽しみにしています。
もちろん初参加の方も大歓迎です。
(明日お話する予定の一部)
ほとんど誰も述べておられない事なのですが、今上陛下が、来年5月に「上皇陛下」とおなり遊ばした後のことについて、私は関心が在ります。
本当に誰も、ほとんどその事を言わないのが不思議ですが、その「日本」(わずか1年2ヶ月後ですが)は「明治、大正、昭和、平成」と続いた4つの時代と根本的に違った時代になる重大な要素を含んでいるのではないでしょうか。
憲法には「天皇と、国事行為」についての言及はありますが、「上皇」はもちろん存在しません。
「上皇」が出現した瞬間、それはすでに現憲法だけでなく、明治憲法をも超越した、「歴史的な」わが「国体」そのものの出現となるのではないでしょうか。
「天皇」がなさる事については、常に政府、内閣の助言と承認が付きまといます。旧憲法でも輔弼の責任がありました。
しかし「上皇陛下」のなさる事について、政府、内閣に大きな意味での「責任」は付いてまわるでしょうが、憲法上の一切の責任はありません。
なぜなら「上皇」は「天皇」ではないのですから。
「上皇」がなさる事に、「天皇」ほどの制約を求める事は不可能でしょう
しかしながら、「今上陛下」が、「上皇陛下」となられたとき、その「権威」は、いささかも衰える事は無いと私は思うのです。
そこからどういう事が考えられるかを私は考えています。
今上陛下が、御譲位の後も相当の期間御元気でおわしませば、(私はそれを強く願い、祈っておりますが)「譲位」後の世界は、「明治、大正、昭和、平成」と続いた4つの時代と根本的に違った時代になるでしょう。
「天皇」は成文憲法などを「超越」した存在であった事が、逆に「上皇」の出現によって、国民にほとんど無意識の内に浸透し始める可能性が高いです。
わが国の歴史がぐらりと大きく動き、我が国の「国体」は恐ろしいほど目覚め始めるのではないでしょうか。また、その事を私は期待しているわけです。
詳しくは、明日、24日、『南木倶楽部全国勉強会』で詳しくお話いたします。
このほか直面する課題と、本質的な課題について、20程度の項目について、時間いっぱいお話いたします。
講師:南木隆治 演題:情況と本質 日時:平成30年2月24日(土)午後6時より 場所:大阪市立総合生涯学習センター 第3研修室 http://osakademanabu.com/umeda/ 〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第二ビル5階 TEL:06-6345-5000 FAX:06-6345-5019 資料代:金1,000円
※勉強会終了後、近隣の居酒屋で懇親会を行います(費用金3,500円程度)。
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