第31回「南木倶楽部全国勉強会」(第116回大阪読書研究会)の報告 南木隆治
平成29年12月16日(土)南木倶楽部全国勉強会は43名の出席を得て、門脇先生、椿原先生、三宅先生の追悼と、私の講義をさせていただき、加地先生のご挨拶もいただき、2次会まで盛り上がりました。2次会参加の為に産経新聞正論室長の小島様もお越しくださいました。東京から1名、四国から2名、滋賀から1名ほか近畿全府県から多数の方が駆けつけてくださり、有難うございました。大変光栄です。添付の写真は全て岸本先生が撮影くださったものです。岸本先生、有難うございました。以下は当日のレジュメです。
第31回「南木倶楽部全国勉強会」(第116回大阪読書研究会)レジュメ 南木隆治 平成29年12月16日(土)
(はじめに)本日は、三人の国士を偲んで、追悼をさせていただきます。
門脇朝秀先生は本年平成29年(西暦2017年)6月13日(火)お亡くなりになりました。法名は『寶國秀義信士』103歳。
椿原泰夫先生は平成28年(西暦2016年)10月8日(日)お亡くなりになりました。法名は『孝導院覚誉義恩泰仁居士』84歳
三宅博先生は本年平成29年(西暦2017年)4月24日、お亡くなりになりました。法名は『釈博施』67歳
門脇先生は私の活動の進め方について多くの事を教えていただいた最大の恩師、関西の重要さを繰り返し教えてくださいました。私は自分の活動について、迷った時はいつも門脇先生ならどうなさっただろうかと考えます。
椿原先生は南木倶楽部(大阪読書研究会)がこの世に出現できるきっかけを作ってくださった方。椿原先生は亡くなる三ヶ月前まで、「三宅博先生を国会へ 頑張れ日本!全国行動委員会 京都府本部相談役 福井県支部相談役 椿原泰夫」として頑張っておられました。
三宅先生は、衆議院議員としてもう一度活躍していただきたかった方です。彼は八尾市会議員として、政治家になるよりずっと前、南木倶楽部発足の頃からの仲間で、わが国が抱えている根本問題について、私と意見がいつも一致していました。
御三人の霊よ安かれ。黙祷を捧げたいと思います。ご協力をお願いいたします。
(我々はどういうところに居るのか。我々は何者か。未来を信じよ。未来は我々が何を考えるかで変る)
@ 皆様へ。いつも「南木倶楽部」の諸活動にご協力賜り、感謝。一昨日『フジ住宅』が訴えられている裁判。第9回期日でした。傍聴券獲得協力感謝。裁判の内容は我が方が圧倒的有利に進んでいます。皆様、有難うございます。自由な言論を「ヘイトスピーチ」の一言で封じようとする謀略を阻止する歴史的な裁判です。次回第10回口頭弁論期日は、大阪地裁堺支部3月8日(木)午前11時00分から。10時30分頃集合。傍聴券抽選。唯物論、マルクス主義の亡霊を追い払おう。
A 南木が何度も推薦している『エクサスケールの衝撃』の著者の、齋藤元章氏が、現在「東京地検特捜部」より、「詐欺罪」の疑いで逮捕され、取調べを受けています。この逮捕を南木は非常に疑問に思っています。まさに今、世界最速、最高性能のスーパーコンピュータが完成しようとするときに起きたこの逮捕劇。私は齋藤氏は不起訴になるだろうし、そうでなければならないと思っています。
B 12月末から来年、当分の間「開戦」の可能性がある緊張した状況が続きながら、しかし、「熱戦」さえなければ、アメリカトランプ大統領、わが国安倍首相の政権が続く限り、世界は安定して進んでいく。チャイナの膨張は一時的に押さえ込まれてゆく。首都圏(大都市)は地下鉄、地下街をシェルターに出来る。政府は準備を整えている。本来、「訓練」を国民はするべき。福岡市を皮切りに都市部での訓練はじまる。大多数の日本人は「まさか本当に戦争にはならないだろう。」と思っている。日本国民はそういう国民なのだから仕方が無い。しかし国民を守る立場のものは真剣に対応対策を考えておかねばならない。国民は甘えていて、きっと政府は何とかしてくれると思っている。
C 北朝鮮は最終ぎりぎりの交渉をアメリカに求めている。「漂着船」が多数。その場しのぎの対応でよいのか。この漂着民が「天然痘」「人工的に強化された天然痘攻撃」についてもチェックしている。「天然痘ワクチン」の備蓄もしている。
D この8名の漂流民の扱い。NHKは事務的に粛々と帰してしまうかのような報道をしていた。我が国民である「拉致被害者も粛々と返してくださいね」と言うことすら言わないのか。
E チャイナの習近平はどの程度権力を掌握したか。半島情勢は1年後には決着がついている。チャイナの瀋陽軍区(現在北部戦区)での大演習のこと。
F 逆に武器が北朝鮮に運び込まれたのではないか。習近平は軍をいまだ掌握できていないのでは。
G 「安倍一強」などという事はありえない。騙されてはならない。「安倍政権を破壊する」事を目標とし、その後の見通しが全く無い言論が多すぎ。憲法65条「行政権は内閣に属する」内閣は「閣議」で全員一致が原則。
H 明治維新から150年で、明治よりも深い『歴史的な日本の目覚め』が必要になってくる。来年の大河ドラマは「西郷隆盛」。再度、「世界一古い磨製石器は日本の磨製石器である。」「世界一古い土器は日本の縄文式土器である。」ではそれはなぜなのか。ここが重要である。(復習)現在の我が国のルーツは縄文時代1万年以上続いた平和にある。岩宿の3万年前の石器を作った人々と、我々とどういう関係があるか。そのまま現代の平和主義までつながっている。
I 「フェイク情報」と、マスメディアの「報道しない自由」について。
NHKはなぜ、国会の開会式を放送しないのか。それからNHKは決まり文句として
「午後1時には天皇陛下をお迎えして臨時国会が開かれます」と言う。
これが人々を「洗脳」してゆく「フェイク情報」そのものである。憲法には「天皇が行う国事行為」として「国会を召集すること」とある。国会が天皇陛下をお迎えするではない。天皇が国会議員を「召集」なさるのである。NHK、朝日、岩波、各種フェイク解説者に注意。(池上彰 等)
1 なぜ安倍首相のフィリッピン訪問時の「熱烈歓迎」ぶりをマスメディアは伝えないのか。
2 なぜイギリスのメイ首相が護衛艦「いずも」で「栄誉礼」を受けた事を放送しないのか。
メイ首相はどういう答弁ができる人か。
3 アジアの国々がいまや本当にわが国を頼り始めていることをどうしてほとんど放送しないのか。
アジアの大多数の国が今や、日本の憲法改正と、「再軍備」を求めている。
4 ハワイでミサイル避難訓練をしている事実は全く報道されていない。メディアは意識的に、わが国に迫る危機を報道しない。軍事的なことについて「報道」するだけで、「戦争を賛美する考え方」と脊髄反射のように反応する。マスメディアで働く人々が、端から「洗脳」されている。
J 再度、宇宙物理学の現在と、世界像。「情報」の本質について。宇宙は「情報」だけかもしれない。インターネットの世界は、「イデアの世界」に似ている。宇宙自体がコンピューターかも。宇宙はそれ自体が意識を持っているか、意識そのもので出来ている。我々はそれを分有している。ホログラム宇宙論。マンダラと宇宙の設計について。空海。両界曼荼羅(胎蔵界曼荼羅・金剛界曼荼羅)
インターネットの動画でお薦め。時々お話している最新の「宇宙論」に関わることですが、以下の動画は、私は大変面白かったです。こういった事に興味のある方にお奨めいたします。
https://www.youtube.com/watch?v=nv7WQqJLru0 この世界が仮想現実であることを示す証明式
https://www.youtube.com/watch?v=Ftpz8mQiYnQ この世界が仮想現実であることを示す証明式(続)
重要書籍等紹介 「エクサスケールの衝撃」(PHP)齋藤元章
@「報道しない自由」(イースト・プレス)西村幸祐 A「連鎖地獄」(ビジネス社)宮崎正弘
B「近衛文麿・野望と挫折」(WAC)林千勝 C「韓国は消滅への道にある」(草思社)イ・ドヒョン
D「東京と神戸に核ミサイルが落ちたとき 所沢と大阪はどうなる」(講談社)兵頭二十八
E「楠木正成」(公益財団法人 新教育者連盟 子供の為の伝記シリーズ6)後藤久子
F「楠木正行」(公益財団法人 新教育者連盟 子供の為の伝記シリーズ7)後藤久子
G「命もいらず名もいらず 西郷隆盛」(WAC)北康利 H「銃・病原菌・鉄」上下(草思社)ジャレド・ダイアモンド
I「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇」(講談社)ケント・ギルバート J「西郷隆盛」(海竜社)宮崎正弘
K「隠れていた宇宙」上下(ハヤカワ文庫)ブライアン・グリーン K「コミンテルンの謀略と日本の敗戦」(PHP新書)江崎道朗
L「民間防衛」(スイス政府)M「「東京防災」(東京都) 以上