平成27年4月25日(土)レジュメ
第15回「南木倶楽部全国勉強会」(第100回大阪読書研究会) 講師 南木隆治。
1 知床半島の怪。---- 地震学者や、原発に絡んで1万年に一度動く活断層の危険性を訴える学者は、一言ぐらい何かコメントしてはどうか。
2 関野通夫著 『日本人を狂わせた洗脳工作ーーーいまなお続く占領軍の心理作戦』(自由社ブックレット500円)が静かに、しかし加速度的に売れ始めている。
江藤淳「閉ざされた言語空間」
3 70年間洗脳された事は分かった。 我々は今「憲法改正」をして、国軍を再建しなければならないと考えている。そしてそれは必ず出来る。しかしそれはたかだか10年くらいのスパンのことだ。
50年後の我が国と、アジア、世界のグランドデザインを考えている日本人はいるのか。
出来る、出来ないの問題ではない。まず、世界はこうなるべきだと考えているかどうかが問題だ。
アメリカは70年前、日本をここまでうまく洗脳できるとは思っていなかっただろう。けれども、出来る、出来ないは別として、彼らは戦後のグランドデザインを描き、間違ったら直ちに修正して、今もそれを続けている。多分50年後のアメリカと、世界のグランドデザインを考えているアメリカ人は大学生を含めて今も10000人くらいはいるだろう。 日本には何人いるのか。我々はそれを考える癖を取り戻さねばならない。少なくとも戦前、戦中の日本には「大東亜共栄圏」というグランドデザインがあった。
4 安倍首相は、一貫して良くやっている。 バンドンでの会議で、習近平は首相の話を黙って聞かされるのが厭で、途中退席した。負け犬のようにも見える。韓国は「強制連行の証拠が無い。」と言い始めた。弱腰になってきた。チャイナも、韓国も、その政府の終わりは近い。
5 アメリカは、日本洗脳には「成功」したがほとんどの他の地域では、いつも失敗ばかりしている。アラブ諸国に手を突っ込んで、結局起こるはずもなかった「大西亜戦争」の引き金を、このままでは引いてしまうかも知れない。目を覚ましたイスラムの亡霊、西洋への呪いが働きはじめた。アメリカはこれを止める事は出来るのか。ロシアへも、ウクライナへの軍事援助という形でまた中途半端な介入を初めた。
西欧植民地政策による500年単位の因果関係の決着はこれから。調停できるのは我が国しかないだろう。
6 門脇朝秀翁からの葉書。
7 重要な本の紹介。以下の本は全部書評を書きたいのだが、本日までに間に合わなかった。 本日が初めての口頭での書評。全て重要な本である。
A「エクサスケールの衝撃」---エクサスケールコンピユーティングによって全てが変わる。(齋藤元章 PHP出版 3000円)
B「日本がつくる新たな世界秩序」(渡部昇一 徳間書店 1600円)---アメリカとの核シェアリング
C「決死勤皇生涯志士」---三浦重周伝(山平重樹 並木書房 1800円)
D「石原莞爾」(渡部 望 言視舎2700円)
E「無明の闇を照らす般若心経」(重松昭春 朱鷺書房ときしょぼう 2500円)
F「昭和天皇」--戦後の復興と共に歩まれた軌跡(昭和天皇巡幸委員会 創芸社780円)


G『21世紀の「脱亜論」』(西村幸祐 780円 祥伝社)
8 高野山と密教。小学5年生を惨殺した中村桜洲22才と、その父、高野山大学教授 中村本然氏。密教の権威に法力は無いのか。四国に行けば遍くあるのに。「南無大師遍照金剛」
9 「すみません」は日本の非常に深い英知がこめられた言葉。世界全人類がこれを自覚するべき。「世界の常識は我が国の非常識」とよく言われるが、我が国から世界に広めねばならない「常識」も多くある。(以上)
第15回「南木倶楽部全国勉強会」
(第100回大阪読書研究会)
講師:南木隆治
演題:情況と本質
日時:平成27年4月25日(土)午後6時より
場所:大阪市立総合生涯学習センター 第5研修室
(いつもの第3研修室ではありません。ご注意ください)
〒530-0001 大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第二ビル5階
TEL:06-6345-5000 FAX:06-6345-5019
資料代:金1,000円
※勉強会終了後、近隣の居酒屋で懇親会を行います(費用金3,000円〜3,500円程度)。
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