「維新」は常に「自民」の右に出よ。 南木隆治
南木です。私は『日本維新の会』『大阪維新の会』は常に自民よりも右に出ることによってのみ、その存在理由を示すことができ、また国民の支持も得られると常々言ってきましたし、今もそう考えています。
今回の『維新、河野談話検証PT設立へ』の動きは大変結構なことだと思っています。
しかし、橋下共同代表が、時々この政党の党首とは思えない左に媚を売る発言をします。その上、最近はほとんどすべての判断を彼は誤っていると私は思っています。その根本原因は、民主党政権時代に彼が訴えたことがまだ有効だと勘違いしているからだと思います。左翼的発言も民主党時代は、民主党票の一部をさらうために有効だったかもしれません。しかし、安倍政権の出現でそれは完全に終わったのです。日本がもう元に戻る事はありません。
戦後はもうすぐ終わるのです。
『維新の会』は、今後は自民の右に出ることだけを考え、わが国の戦後体制を一刻も早く打破する道を、国際関係の中で構築しなければならないのに、党首がおかしなことを時々言うようではいけません。
ほぼすべての大阪市民は、府市統合には賛成しても、新たな区割り、区長選挙、区会議員選挙など全く望んでいないと思います。私の知り合いの大阪市民(多数)の誰一人、上記のようなことを望んでいません。市民に賛否を問う段階で、必ず否決されるでしょう。
市民、府民が望んだのは、大阪独自の『府市統合』であって、新たに多数の区長や、区会議員が出現することではありません。東京方式を自明のことと考えたことは大きな間違いです。
大阪市はそのままで、ただ知事が大阪市長を兼任する、日本で唯一の大阪方式を研究するべきなのです。東京のまねをしなくてよろしい。大阪においては府議会と市議会の両方に出られるような『新知事』のあり方をこそ研究すべきなのです。
ともあれ、今回の『維新の会』は自民の右に出て、自民を右から引っ張る仕事をしてくれそうなので、強く支持します。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131026/stt13102609090002-n1.htm維新、河野談話検証PT設立へ
msn産経ニュース2013.10.26 09:07 [日本維新の会]
日本維新の会が、慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の「河野洋平官房長官談話」を検証するプロジェクトチーム(PT)を近く発足させる方針を固めたことが25日、分かった。談話の根拠となった韓国での元慰安婦16人の聞き取り調査がずさんだったことが産経新聞の報道で明らかになったことを踏まえ、安倍晋三首相に談話見直しを促すことも視野に入れている。
関係者によると、24日の政策調査会の役員会で、今井雅人政調副会長がPT設立を提案し、了承された。座長には「慰安婦問題は捏造(ねつぞう)」と主張してきた中山成彬元文部科学相を充てる案が浮上している。同党は有識者や談話が出された当時の関係者へのヒアリングなどを検討しており、「最終的には談話見直しの流れを作りたい」(幹部)としている。
維新が河野談話の検証を進める背景には、談話が外交的な足かせになっているとの認識がある。ただ橋下徹共同代表(大阪市長)の慰安婦をめぐる発言が党の支持率低下につながったとの思いもあり、「橋下発言がむしかえされる」としてPTより格が下の勉強会にとどめるべきだとの声も党内には出ている。
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