2008/11/12
田母神氏は、100兆円分くらいの貢献を我が国にした。
南木隆治
平成20年11月11日
田母神氏を利用して、逆に「村山談話」を定着させようとする策動が為されていると思える。
一連の動きについて、多くの方がすでに田母神氏を支援する意見表明をされているが、私からも一つ更に付け加えておきたいたいことがある。
それは、田母神氏は、100兆円分くらいの貢献を我が国にしたということである。
田母神氏の論文の発表が100兆円分に当たるほどの抑止力になった言うことである
どういう事か。
航空自衛隊の幕僚長、つまり空軍大将が、
「我が国が侵略国家だなどとまったく思っていない。
むしろ先の大戦に関して我が方に十分正義はあった。」
と諸外国に向かって宣言したのである。
これで航空自衛隊、つまり日本空軍は張り子の虎ではないことがはっきりした。
大将がこういっているのだから、それは、田母神氏は、100兆円分くらいの貢献を我が国にしたということである。
田母神氏の論文の発表が100兆円分に当たるほどの抑止力になった言うことである。
政府が何を言おうと、空軍大将は部下に向かってきっとこういう事ばかり言っていたのであろうと諸外国は判断する。
航空自衛隊がそうなら、陸上自衛隊も、海上自衛隊も同じではないかと考えを巡らす。
諸外国に対し抑止力として、これほど大きな事があろうか。
政府が田母神氏と同じ発言ができるようになったときは、すでに戦後体制を脱却して、我が国が新たな一歩を踏み出すときである。
田母神氏は、100兆円分くらいの貢献を我が国にした。
これで、自衛隊員は日本国軍としての誇りを保ち得たし、また張り子の虎ではなく、いざとなれば牙をむく虎であることを国民にも示し得たのである。
日本の空軍大将が、「我が国は侵略国家です。」と宣言するのと、「我が国に正義はある。」と発言するのでは、原子力空母数隻、数個師団に匹敵する抑止力の差があると言える。
また、そこから得られる国家としての信用は、優に100兆円を超える。
逆に「村山談話」はそれだけの富を国民から奪っていると言うべきである。
政府は国民を見捨てても、軍は国民を見捨てない、
これが自衛隊員の心の奥底の思いでなければならない。
田母神氏はそれを示した。
現在の日本政府はすでに永きにわたって国民を見捨てている。

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