榎本さんは無罪を主張しています。
南木です。多数の方に配信した情報をここに掲載します。
大阪読書研究会の有力な会員であり、私たちの活動に多大な支援をしてくださっている株式投資家、榎本繁氏の重要情報をお伝えします。
(初めてこの情報に触れる方に:榎本繁氏は株式相場で財をなした方で、鳴門、エミール=ガレ美術館の実質上のオーナーでもあります。この美術館はすでに榎本氏の意志で財団法人にされたので、榎本氏個人の所有を離れており、公に寄付したのと等しく、大変良いことをされています。現在相場操縦の共犯者として起訴され裁判中です)
諸般の事情で、大阪読書研究会の出席者以外にはほとんどお伝えしてこなかったが、榎本氏は逮捕以来一貫して無罪を主張しておられ、下記産経新聞の記事も全く正確ではありません。これは検察発表資料をそのまま掲載したものと思えます。榎本氏は12月21日に保釈され、お正月は家族と一緒に過ごされました。
今週金曜日
2月1日(金)午前10時より大阪地裁802号法廷に於いて、第2回目の榎本氏の刑事裁判が行われます。
榎本氏は無罪を主張しています。私は彼を信じています。よって、この日休暇を頂き、裁判所に傍聴に駆けつけるつもりです。
榎本氏を応援してくださる方は、是非多数お越し頂けると幸いです。
経過と、これまでに入手できる一般情報のほぼすべて、及び、私が皆様に配信した情報を以下に再掲しています。
12月21日は私にとって2重に重要な日でした。
そのことを私は後に知りました。
一つは皆様ご存じの、大江健三郎、岩波書店を被告とする、沖縄集団自決冤罪訴訟の結審がこの日大阪地裁大法廷であり、私も、昼から休暇を取って駆けつけました。
そしてまさしくこの日の午前中に、榎本氏と、他2名の、相場操縦の嫌疑をかけられている方々の裁判が、大阪地裁で開かれていたのです。
そしてその裁判の後、榎本氏は自ら保釈金を支払って保釈されました。私はそのことを電話で知りました。
私どもの活動に、彼は常に多大な支援をくだ去っているのですが、その裁判を傍聴されることもなく、ご家族と自宅に向かわれたのです。彼にとっても感慨無量のものがあったと思います。
ところで、その彼の裁判ですが、この日、すでに罪状を認めている西田氏と、もう一人の方の裁判は、無罪を主張している榎本氏と別に開かれました。
榎本氏が友人に資金を貸したことは事実としても、自身ははすでに下りた相場(銘柄)について、その後一切取引していなければ、金を貸すことだけで有罪になることはあり得ません。その見返りに、もうけの一部を利子を付けて返す約束があれば、共犯となるでしょう。けれどご自身は、インサイダーとなる事を避ける為にも、友人の西田氏からさそわれても一緒に相場をする事を拒否されたのであり、友人の願いに応じて、資金を貸したにすぎません。彼がこの一連の行動の中で、一緒に儲けようとしなかったと言うことは、共犯者である要件を欠いていると私は思います。
けれども検察はそうは解釈してくれなかったのでしょう。金を貸せば利子を付けて返すことを期待するのが当然だろう、そして、どの銘柄に投資するのか知っていたのだから共犯は確定していると指弾されることになります。
私はこの10年間のおつきあいで彼のお人柄も知り、国を思う本物の愛国心の持ち主である事も、皆様に自身を持って保証できます。
彼は一貫して法を守ろうとしてこられたことを私は疑いません。北海道の無人の原野をドライブしても、赤信号では必ず青になるまで停止すると言う精神を証券取引の基礎にしていると彼は常に私どもに言っていました。
私は彼の無罪を信じていますが、仮にもし、彼が有罪となれば、減刑嘆願の願いを起こすつもりです。
2月1日(金)午前10時より大阪地裁802号法廷にお越しいただけると幸いです。
上記裁判の解釈は、新聞報道と若干の会話等から得たものを私なりに構成してお伝えしているもので、私の手許に詳細な裁判の資料があるわけではありません。よって何か大きく間違っているかも知れません。私はただ、友人、同志として、榎本繁氏を信じているのです。
--------------------------------------------------------------------------------------------------------
http://www6.big.or.jp/~beyond/akutoku/news/2007/1221-17.html
2007年12月21日(金) 16時40分
株価操作 西田被告 罪状認める 大阪地裁初公判 「大物仕手筋」面影なく(産経新聞)
ジャスダック上場の旧南野建設(現A・Cホールディングス)の株価操作事件で、金融商品取引法違反(相場操縦)の罪に問われた「最後の大物仕手筋」の投資アドバイザー、西田晴夫(57)と古物商、榎本繁(60)、投資会社役員、谷口豊(51)の3被告の初公判が21日、大阪地裁(樋口裕晃裁判長)で開かれ、3被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
起訴状などによると、西田被告らは平成14年11月下旬から12月中旬にかけ、旧南野建設株について売りと買いの注文を同時に出す仮装売買などの手法で株価をつり上げ、約3億8000万円の差額利益を得た。また谷口被告は昨年10月、ジャスダック上場のパソコン販売業「オー・エー・システムプラザ」の株でも不正な株価操作を行った。
西田被告はこの日、紺色のスーツ姿で入廷。消え入りそうなかすれ声で罪状を認め、「大物」の面影はなかった。
「電話一本で億の金が動く」とささやかれた西田被告は元大阪府守口市職員という異色の経歴の持ち主。市職員時代に株に目覚め、30代で退職して「プロ」に転じた。
業績が悪化し資金繰りに苦しむ会社の株をターゲットにした。会社に新株を発行させ、増資に応じた投資家の株を使って株価つり上げを仕掛ける。安値の“ボロ株”は高騰して億単位の利益を生み出し、「西田銘柄」「N銘柄」と呼ばれた。
「彼のすごさは相場をぶちあげる力。『西田がやるぞ』となると、彼を信奉する信者たちが仕手戦に乗っかり、株価は急騰した」(仕手グループの元メンバー)
ただ、金融業界からの信用は低く、資金力のある人物と組み、自らは黒子に徹した。自分の口座を持たず、取引に関与した痕跡を残さないため、捜査当局からたびたび狙われながらも、長く摘発を逃れた。業界では「体調を崩し約3年前に引退した」との情報も流れたが、10月に大阪地検特捜部に逮捕される直前には英会話学校大手「NOVA」の増資計画にも関与、新たな仕手戦を計画していたとみられている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071221-00000129-san-soci
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
榎本氏は相場から降りたとの記事 毎日新聞 2007年10月13日 大阪夕刊
http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2007/10/13/20071013ddf001040006000c.html
相場操縦:西田容疑者「17億円損した」 南野建設株、ピーク時売り抜けず
ベンチャー向け株式市場「ジャスダック」上場の「南野建設」(現A・Cホールディングス)株を巡る相場操縦事件で、証券取引法違反(相場操縦)容疑で逮捕された大物仕手筋の西田晴夫容疑者(57)が、この取引に絡んで「17億円損した」と周辺に話していることが分かった。西田容疑者は逮捕前の毎日新聞の取材に対しても同様の趣旨を述べており、「(株価の)ピーク時に売却しきれなかった」と説明。ただ、その後の別の取引で「(損をした分を)取り返した」と話した。
大阪地検特捜部の調べでは、西田容疑者らは南野建設の株価をつり上げ売り抜けることを計画。02年11月下旬ごろから12月中旬ごろまでの間、株取引が活発なようにみせかけるため、大量の売買を同時に注文するなど仮装売買をしたとされる。
南野建設株は同年11月26日の終値99円から、12月13日には最高値の350円にまで急騰。この後、株価は下落の一途をたどったが、関係者らによると、西田容疑者らは売り抜けるタイミングを逸したという。西田容疑者自身も「300円くらいまではうまくいったが、株を持ったまま株価が下がった」と当時の状況を分析。下落以降は「損切り」するために安値で売り続け、ファンドに募った20億円の資金は結局、3億円しか残らなかったという。
一連の取引の役割は、同容疑で逮捕された谷口豊容疑者(51)が他人名義を使うなど実際の売買を担当。西田容疑者自身は指示役だった。また、同じく逮捕された榎本繁容疑者(60)について、西田容疑者は「途中で株価を上げるのは難しいと言って、取引から降りた」と証言した。
◇
特捜部は13日、大阪市北区の投資顧問会社など数カ所を家宅捜索した。西田容疑者らの容疑の裏付けが主な目的とみられる。【田中龍士、藤田剛、林田七恵】
毎日新聞 2007年10月13日 大阪夕刊
****************
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
----- Original Message -----
From: 南木 隆治
To: 南木一括送信
Sent: Sunday, October 14, 2007 6:15 AM
Subject: [minakiclub-zennkoku]
榎本繁氏の証券取引法違反容疑について。
南木です。
以下に添付する新聞報道で、すでにご存じの方も多いと思いますが、榎本繁氏が大阪地検特捜部に証券取引法違反容疑で逮捕されています。
榎本繁氏は株式相場で財をなした方で、鳴門、エミール=ガレ美術館の実質上のオーナーでもあります。(この美術館はすでに榎本氏の意志で財団法人にされたので、榎本氏個人の所有を離れており、公に寄付したのと等しく、大変良いことをされていると私は思っていました。)
さて、ずっと昔のことは知りませんが、ここ10年間、榎本氏は『大阪読書研究会』に出席くださったことをきっかけに、その後、靖国応援団、沖縄集団自決冤罪訴訟、特定失踪者問題調査会、南師会、日本会議、その他、私どもが関係するすべての活動に常に応援、支援をくださり、私どもにとって非常に有り難い存在でした。一例を言えば、『大阪教育連盟』は、榎本氏のご自宅横の、『喫茶ガレの森』(今は閉店しています)を毎回、無料で借り切って事務局会議をさせていただいていたのであり、彼は、金持ちぶる事は決してなく、たまたま、いま金持ちであるだけで、心も態度も全くの一同志でした。
彼の祖国日本への情熱、彼の私たちへの支援は決してバブル紳士のお遊びのようなものではなく、本気の、一貫したものであったと思っています。
今回の逮捕ですが、私は彼の性格からして、決して違法にならないよう、極めて慎重に相場を張っておられたことを確信しています。
彼は、私どもの研究会に出席して、二次会、三次会で、相場の話になっても、いくら酔っていても、何を手がけているかというような話は一切したことはありませんでしたし、またそれを聞いてはならないことも我々は分かっていて、彼に迷惑がかかる事がないように気をつけていました。
私は個人的なつきあいの中でも、彼にどの株が上がりそうか聞いたこともないし、彼も私に話したことがありません。
けれども、常に法を守るということをモットーにして、その中でいかにして相場をするかということを考えておられる事は、彼の話から私はよく分かったし、実際にきっとそうされていたと思うのです。
そう言うわけで、今回の逮捕は、彼にとって、予想を超えた事態であったろうと思います。
私としては、彼自身が法を犯しつつ株価操作をしたという自覚はないと思うので、容易に自分の犯罪を認める事は無いと思うし、また無実を晴らすべく頑張ってほしいと思っています。
不起訴になることを祈っていますが、もし、本人が自覚せず、違法な領域に踏む込んでしまっていた事を指摘された場合には、そうはいかないかも知れません。
証券取引法では、ライブドア堀江氏が当該の株を買うらしいという情報を「聞いちゃった」と認めただけで、村上ファンドの村上氏は立件され、懲役2年の実刑となったのです。
悪いバブル紳士もたくさんいるでしょうが、榎本氏は、鳴門ガレ美術館(国内有数のコレクションです)でも新進の芸術家を今も育てており、また数々の我が国を誇りある国にする運動を支援し、良いことをたくさんしている相場師です。
最悪の事態になっても、私どもが呼びかけ人になって、嘆願書をつくり、同志である彼の減刑を求めたいと、私はすでに決めています。
逮捕されたとなると、これまで親しそうにしていた方々の大半が引いてしまわれるものです。そこで救援の手をさしのべるのが本当の同志でしょう。
もし、このメールが影響力のある方に伝わるなら、どうか彼が不起訴になるよう、ご尽力いただけると幸いです。
以下、新聞報道です。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_securities_and_exchange_law__20070927_2/story/13yomiuri20071013i105/
ジャスダック舞台の株価操作、「大物仕手筋」が主導 (読売新聞)
ジャスダック上場の土木建設会社「南野建設」(現A・Cホールディングス)の株価操作事件で、「大物仕手筋」の投資アドバイザー・西田晴夫(はれお)容疑者(57)(証券取引法違反容疑で逮捕)が、共犯として逮捕された飲食店経営・榎本繁容疑者(60)の依頼を受け、株価つり上げを主導していたことがわかった。
大阪地検特捜部は、2人が株の売却益を得るため、南野建設側に新株予約権の発行を持ちかけたとみて調べる。
調べや関係者によると、南野建設は2002年11月下旬、権利の行使価格を1株当たり26円として新株予約権を発行すると公表。榎本容疑者の知人の元行政書士が代理人を務める英領バージン諸島の2社に割り当てた。榎本容疑者が南野建設に新株予約権発行を持ちかけたとされ、同時に西田容疑者に株価のつり上げを頼んだという。
[ 2007年10月13日14時33分 ]
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
大物仕手筋株価操作、980万株仮装売買 飲食店経営男が資金提供2007年10月13日(土)16:04
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/e20071013006.html?C=S
ジャスダック上場の旧南野建設(現A・Cホールディングス)の株取引をめぐる株価操作事件で、証券取引法違反(相場操縦)容疑で逮捕された投資アドバイザーの西田晴夫容疑者(57)が、飲食店経営の榎本繁容疑者(60)=同容疑で逮捕=から株価のつり上げを依頼されていた疑いが強いことが13日、わかった。
榎本容疑者が西田容疑者側へ株取引の資金を提供したとみられ、大阪地検特捜部は、売り抜けた利益の額など資金の流れについて解明を進めている。
調べによると、西田容疑者は、投資会社役員の谷口豊容疑者(51)=同法違反容疑で再逮捕=らと共謀し、旧南野建設が新株予約権の発行を発表した前後の平成14年11月下旬から12月中旬にかけ、株取引が活発に行われているように見せかけるため、金融会社の名義などを使って売りと買い注文を同時に出す仮装売買などを行い、株価をつり上げた疑い。
西田容疑者らはこの間、約980万株を買い付け、ほぼ同数を売っていた。特捜部は、西田容疑者から指示を受けた谷口容疑者が口座管理など実務を行っていたとみている。
西田容疑者と谷口容疑者は13年ごろに知人の紹介で知り合い、仕手グループの中心だった西田容疑者は谷口容疑者に相場操縦の手口を教える指南役的な存在だったという。
14年11月中旬に100円前後で推移していた旧南野建設株は同月下旬から値上がりし、12月12日に終値で305円の高値を付けたが、同月20日には80円台に急落した。
◇
特捜部は13日、西田容疑者の関係先とみられる大阪市内の投資関連会社を新たに捜索した。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------
関西の大物仕手筋逮捕 旧南野建設株を不正操作 大阪地検
2007年10月13日(土)07:13
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-12X695.html?C=S
ジャスダック上場の旧南野建設(現A・Cホールディングス)の株価を不当につり上げたとして、大阪地検特捜部は12日、証券取引法違反(相場操縦)の疑いで投資アドバイザー、西田晴夫(はれお)(57)=大阪市=と飲食店経営、榎本茂(60)=同=を逮捕、投資会社役員、谷口豊(51)=東京都港区=の両容疑者を再逮捕した。証券取引等監視委員会が平成17年3月に強制調査に乗り出してから約2年半、同法違反の公訴時効(5年)成立目前の逮捕となった。
調べでは、西田容疑者らは平成14年11月下旬から12月中旬にかけ、南野建設株の売りと買いの注文を同時に出す仮装売買などの手法で株価をつり上げた疑い。西田容疑者らは複数の他人名義を使って取引していたという。西田、谷口容疑者は容疑を認めているという。
100円前後で推移していた南野建設株は14年12月13日に一時350円を付けるなど、乱高下しながら急騰。特捜部は、この間に西田容疑者らが株を高値で売り抜けて巨額の利益を得た疑いが強いとみて追及する。
特捜部は先月、西田容疑者の弟子的存在とされる谷口容疑者を別名柄の株価操作容疑で逮捕、捜査を進めていた。
◇
2007年9月27日(木)03:42
投資会社役員を逮捕 大阪地検
相場操縦の疑いhttp://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/m20070927004.html
ジャスダック上場のパソコン販売業「オーエー・システム・プラザ」(OAシステム、名古屋市)株の株価操作事件で、大阪地検特捜部は26日、証券取引法違反(相場操縦)の疑いで、東京都港区の投資会社役員、谷口豊(51)と三重県松阪市の生命保険会社員、林茂行(51)の両容疑者を逮捕した。特捜部は同日、証券取引等監視委員会と合同で両容疑者の自宅などを捜索した。
調べでは、谷口、林両容疑者はOAシステムの株価をつり上げるため、平成18年10月17日から20日、両容疑者名義で同株の大量売買の注文を同時に出す仮装売買を行った疑い。4日間で約70万4000株を売り、126万3000株を買い付けたという。両容疑者とも容疑を認めている。
監視委と特捜部は、この4日間の前から長期間にわたり親族名義や関係会社名義で相場操縦を行っていたとみている。
谷口容疑者はジャスダック上場の建設会社「南野建設」(現A・Cホールディングス)株の株価操作疑惑でも一定の役割を果たしたとされ、監視委などが解明を進めている。

0