2007/5/1 7:10
反天皇マンガ「はだしのゲン」
南木です。配信したメールとほぼ同じ内容をここに貼り付けます。
「はだしのゲン」の件、私も大変気になっています。
「はだしのゲン」については以前私も書いたことがありますが、今その原稿が出てこないので、簡単に述べますと、あのマンガは著者の実体験に基づき、原爆の悲惨さを描いている点、特に被爆直後の風景描写に圧倒的迫力があります。しかし著者の歴史観は、連載の初期には反米色が目立っていて、それは原爆を落としたのがアメリカですから、反米的マンガとして描かれて当然なのは分かりますが、連載の後期になるほど反日自虐史観に著者が洗脳され、ついには再三にわたり天皇や、天皇制度を侮辱し、否定し、とうてい認める事のできない反日自虐マンガになり果てています。この事は連載の初期作品しか見ていない人には分からないことで、もしかして、本当に麻生外務大臣が推薦されたのだとすれば、恐らく全巻を読んでおられないからだと思います。
「はだしのゲン」は責任ある立場の方が諸外国に紹介できるような質のマンガではありません。
中公文庫「はだしのゲン」コミック版Fの二つの部分を以下に貼り付けておきますので、皆様のご参考になさってください。
また、著者の中沢啓治氏が現在この記述、特に天皇に関する記述を問題だと自覚されるなら、ただちに改訂版を出されるべきで、ほとんどすべての学校でこのマンガが購入されている現状を、私は大変憂えています。中沢氏の意図と関わりなく、学校に置かれている事が問題だと言っても良いでしょう。このマンガは学習指導要領に違反している内容を多く含むもので、学校に置くことは適当ではありません。特に後期作品はそうです。児童生徒に国家と、国民統合の象徴である天皇を否定するマンガを読ませるべきではありません。
以下のページをクリックしてください。拡大してご覧いただけます。
核軍縮「はだしのゲン」で訴え=NPT準備委で漫画活用
4月29日17時0分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070429-00000060-jij-pol

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