nakamurayuji.com
スパム対策として、コメント・トラックバックは内容を確認してから掲載します

2011/7/18

本当なのか?→節電にはエアコンを切るよりテレビを切った方が効果的  Energy

次のサイトがtwitterでたくさん紹介されているっぽいのですが、とても違和感を感じたので僕の知識の範囲で検証してみました。

『テレビが報じない節電対策。節電にはエアコンを切るよりテレビを切った方が1.69倍効果的』


【結論】
やはりエアコンを切った方が効果的(上記サイト、その元になったソースは何か勘違いしているのでは?)


【概要】
・現在、節電が必要なのは、平日午後のピーク時である。
・しかしながら、上記リンク先が根拠としているソース
 震災復興に向けた緊急対策の推進について(2011年4月15日) 株式会社野村総合研究所
におけるエアコンの消費電力は夏場3.6ヶ月、6時〜24時 の平均であるため、ピーク時消費電力より低く算出されていると考えられる。
・テレビの消費電力(220W)が42V〜46V型とかなり大型のテレビの数値である(平均的な家庭はこんな大型を使うのか?という疑問)ため、高めに算出されていると思われる。
・詳細の計算は下記に示すが、以上を考慮すると、エアコンの方が節電には効果的と思われます。

【結論から得られる私の見解】
・とはいうものの熱中症など体調を崩す事にもなりかねないので、エアコンは適度に使うべきと思います。
・エアコンより効果は小さいですが、テレビを消す事自体は効果がありますね。
・確かに熱中症の事など考えたら今回取り上げたソースはエアコン使用を促すという意味では良いのかもしれません。でもやはり事実は事実として受けとめて、その中で工夫していく努力をすべきではないか、と思います。
・ソースの根拠となった野村総合研究所さん、名の知れた会社だけにその影響が大きいですね?こうしてブログを書いている間にも、例のサイトの、tweetボタンやFacebookいいね!ボタンのカウンターがかなりの勢いで増えています。本当に気を付けないとですね!しかも、隠蔽だとかそういう記事も沢山見かけますが、少なくとも、政府の節電サイトなどを見れば、テレビやエアコンの節電対策が「消費電力」の数値含めて公開していますので、簡単に裏を取る事が出来るのではないでしょうか?

【詳細な検証】
★検証に使ったサイト
(1)震災復興に向けた緊急対策の推進について(2011年4月15日) 株式会社野村総合研究所
(2)【PDF注意】省エネ性能カタログ2010夏版 経済産業省資源エネルギー庁

★エアコンの使用時の平均的な消費電力;132ワットの妥当性
  ※前提条件(「省エネ性能カタログ;2010夏版」p11より引用);
   外気温度:東京をモデル
   期間冷房期間:3.6 ヶ月(6月2日〜 9月21日)
   設定温度冷房時:27℃
   使用時間:6:00 〜 24:00の18時間
   住宅:平均的な木造住宅(南向き)
   部屋の広さ:機種に見合った広さの部屋
  ※期間消費電力量(kWh)(「省エネ性能カタログ;2010夏版」p11より引用);
    日本工業規格JIS C 9612(ルームエアコンディショナ)
   「期間エネルギ;ー消費効率算定のための試験及び算出方法」に 基づくAPFから算出

野村総合研究所資料には『「省エネ性能カタログ;2010夏版」より、壁掛け型冷暖房兼 用・冷房能力2.8kWクラス・省エネ型代表機種の期間消費電力の平均値から、冷房期間の使用時間を除して算出』とあります。

これは、省エネ性能カタログ2010夏版のp16より
 省エネ型代表機種の期間消費電力の平均値=242kWh
 冷房期間の使用時間=2,016h(112day(6/2〜9/21)×18h/day(6:00〜24:00))
よって、
 エアコンの使用時の平均的な消費電力=242kwh/2,016h=120ワット
のように算出したと思われます。132ワットにならない理由がわからないのがちょっと残念ですが、値の132ワットの妥当性検証にはあまり影響しないと思うので深追いはやめておきます。

つまり、野村総合研究所の試算は、ピーク時をターゲットにしたものではなく、対象期間/時刻の暑いとか暑くない(エアコンがフル稼働しているか止まっているかどうか)には関係なく、平均値を算出したものと考えられます。
 *実は、夏場3〜4ヶ月間の電気料金を予想するのには有効だったりはしますが。。。

やはり、ピーク時の消費電力としては、p16に記載されている 599W を使うべきでしょう。
*参考例
 期間消費電力量の平均値とほぼ同等の機種(シャープ:AY-Y28SX)の消費電力(W)を詳細に調べてみると、
 575<95〜1400> ※期間消費電力量=241kwh
と書かれてあり、フル運転時は、1400W、平均的には、575W の消費電力である事が判ります。
※確率的にはあり得ないのでしょうが、全家庭がエアコン電源を同時にいれる事を想定したら、1400Wで計算する必要があるのかもしれません。

★テレビの消費電力;220Wの前提条件
野村総合研究所資料に記載の220Wという数値は、「省エネ性能カタログ電力」における42V〜46V型の数値(p29〜p30)と一致しているようです。
この、大きさが一般的なものなのかどうか?個人的には大型すぎるような気がしています(うちは、19V型でiMacより小さく平均以下かもしれませんが)。

★テレビの大きさの妥当性はともかく、エアコン;599W に対し テレビ;220W ですので、どう考えても、エアコンの方が、節電効果は高いものと思われます。
 そして、これは、エアコンを今まで使用してきた家庭にとって、夏場の電気代が春や秋に比べて跳ね上がるという経験則にも当てはまるのではないでしょうか?

★ちなみに、ここまで書いた後、ほぼ同等な解析をされているblogを見つけました。計算式に若干の違いはありますが、基本的には同じ考え方と思いますので参考までに(というかこちらの方の方がキレイでわかりやすいかもしれません)→「エアコン1台を止める(130W)」と書いてて違和感無いのかなあ

【節電メモ】
 九州電力のでんき予報
  この数値に余裕があるなら過度な節電は不要(もちろん無駄使いはやめるべき)
 電気を使う事に在悪寒があるのなら、公共の場所に出向くとか良いですね!

0

2011/5/16

LED電球買いました;コストシミュレーション  Energy

LED電球を買いました☆

前回のエネルギーに関するブログ

「原発反対だけど、廃止するためには、クリアする問題点がたくさんあるという思いを強くしています。」

と書いたけれども、廃止を加速するために、身近で出来る事(といっても、微々たる効果しかないのでしょうが)として、節電、具体的施策の一つとして、照明の一部をLED電球に置き換えてみました。

玄関、洗面所×2、風呂、トイレ;計5個(約9,000円)

クリックすると元のサイズで表示します

LED電球、寿命が40,000時間。
例えば、風呂で1日、2時間使用すると仮定すると、40,000(H)/2(H/day)=20,000(day)=約54年というわけで
僕の場合は、ほぼ買い替えずにすむはず。100歳ぐらいまで長生きすれば別だけど〜〜笑
あと、住んでいるところは賃貸なんだけど、引越の際は、元あった電球を元通りに取り付け、
今回買ったLED電球も引越先に持ち出せば良いのかな(規格が合うような引越先を見つける必要はありますけど〜)
☆☆☆☆☆

というわけで、あとは、どれくらいで元が取れるのかという事。
電気代のシミュレーションをしてみました。

計算において気になった点
(1)各場所の使用料はだいたいこんなもんかなあ、という思い込みである可能性があるという事
  →実際はもっと使用量は少ないのかなあ?→だとすると、効果は低減するはずです。
(2)4月実績を元に計算したが、妥当なのか?
  →使用料に応じて段階的に単価が上がる仕組みになっている
  →もし、使用量が多い月で計算していると、効果が多めに出る可能性がある
  →11月〜4月の中では2番目に少ないようだが、年間通して、本当に何番目なのかまでは未確認。
  →おそらく暖房も冷房も使わないので少ない月だと予想はしているが〜〜
(3)照明なので日照時間も関係するとは思うが、今回導入した場所は、季節天候に関係なく、使う時はいつも照明を点灯する場所なので、その当たりは考慮せずとも良いだろう。

クリックすると元のサイズで表示します

消費電力が8倍近く違うので、月当たり使用料も13.14kwhから1.75kwhに削減
しかし、これは全体の電気使用料に比べれば、わずか3.6%の改善に過ぎない。

クリックすると元のサイズで表示します

でも、月々239円程度、電気料金が下がるので、結論としては、下記のように
8ヶ月弱で元が取れるという事になったが、妥当なのかどうかさっぱり判らない。

クリックすると元のサイズで表示します

まあ、でも、この寿命の長さと、消費電力の差は初期投資分をかなり早い時期に回収出来そうだと直感でも判りますし、ネット等でも、蛍光灯からの置き換えはもう少し待っても良いかもしれないが、白熱電球であれば、効果絶大という評価を得ていますので、白熱電球からの置き換えは正しかったと思っています。
しかも、これは感じ方ですけど、LED電球に替えて、明るくなった気がしますよ(Body and Soul)☆

ちなみに、少し失敗と思ったのは原発を開発している東芝製のものを買っちゃった事です。
値段、明るさ、消費電力で決めたらそうなりました。

それと、LED電球に替えたところで、電気使用量の少なそうな4月でさえ、全体消費からすれば、わずか3.6%の改善しか得られない。
これは、政府が東京電力や東北電力管内で掲げている15%にはほど遠いという事。
他の対策も併用しなければならない事。
あと、長い目で見れば電気代安くなるというメリットありますが、そのための初期投資が出来るかどうか?、という問題もあります。

依然として、前途多難です。やっぱり電気の使用割合の多い企業の操業シフト等、検討していく必要があるんでしょうね☆
※いまだに、原発なしで電気が足りるの、足りないのかは、諸説あって自分の中で結論でていません。
最後が尻切れとんぼになってしまい残念で申し訳ありません〜☆

参考資料:
Wikipedia;LED照明
家電Watch「家電製品ミニレビュー シャープ「LED電球 600シリーズ」〜ついに登場、60WタイプLED電球の実力 by 藤原 大蔵(2009年)」
SHARPサイト「LEDなら、こんなにおトク」
東芝サイト「省エネ計算・LED電球」
0

2011/5/11

【電力】(長文・結論ありません)まだまだ知らない事がいっぱい、この夏は大丈夫なの?  Energy

原発反対だけど、廃止するためには、クリアする問題点がたくさんあるという思いを強くしています。

【前書】
もう今さら僕がblogを書く必要もないほど、同じような意見がネットで見受けられるのですが、自分へのメモと啓蒙(そんなに読者はいないけど)も兼ねて記載しておきます。

あくまでメモなんで(一部はtwitter発言のコピペもあったりと)内容にまとまりはありませんし勉強不足は否めませんがお許し下さい。

【導入】
4/12に「【原発】(長文)それぞれの立場を」というブログを発信した。
その後、追加で色々判った事も書き留めておきたいと思います。
つまりは、前回気付いてなかった事項がまだまだたくさんあったという事で、問題が非常に複雑で難しく長期戦になるという思いをより強くしています。
そして、この夏は大丈夫なの?これが喫緊の課題だと思っています。

【お互いの立場を!】
☆「感情的な怒り」を「冷静で論理的な怒り」に変化させる事。
 責める、罵る、以外の方法が必要。二択ではないという事。
 勝ちとか負けとかじゃなく、喜びや痛みはみんなで分かち合う事。
 賛成派も中間派も反対派も恐らく大多数の方は日本に引き続き住みたいと思っていらっしゃると思います。そのためには、共存していく必要がありますよね?
 ですので、考えの違う人の意見も聞いてみませんか? ※中間派の人も含むと思っています。僕も心掛けていきたいと思います。

☆変化は何らかの犠牲を伴う可能性があるという事
 変える事は必要だが、そこには痛みを伴う事も考慮すべき。何が痛みかは人それぞれ違うという事も。
 変えない事も痛みを持続するし、変える事も痛みを産む。お互いの痛みを理解しあい(いや完全な理解は出来ないかもだけど)、少しでも理想に近付けていく努力。

【電力供給は果たして?】
☆電力供給について
 足りるのかどうかについてはまだ勉強不足
 ここが一番肝心なんですけどね♪

【電力供給不足時のリスクについて】
☆電気供給不足になった場合のリスクについて
 まず前回を参考に。
 前回は、個人レベルでは可能と書いていましたが下記の問題にも目を向ける必要がありますね。
 病院や在宅の医療機器の電源バックアップを整備する必要があるという事
 病気されている方やお年寄りの方々にとってはこの夏の節電は生死に関わる問題であるという事

【電力使用の工夫】
☆電力消費負荷平準化のための3つの対策
 1)ピークシフト 2)ピークカット 3)ボトムアップ
 もう議論始まってると思うけどあらためて(参考:電気事業連合会HP)
 これらの施策を、九州においても、個人はもちろんのこと、産業界にも協力してもらえないかなあ?
 特に,1)3)であれば、トータルの消費電力をあまり落とさずに、ピーク(夏の昼から夕方)の電力を減らせる可能性が高い。詳細な計算/検証が必要だし、労働時間シフトなど弊害は発生するけれど。
 というかこういう計算、元データを持っている機関の優秀な専門家が計算したりしてモデルケースとか作れないのかなあ。。。もちろん前提条件付になるのだろうけど〜僕はただ情報をコピペしてるだけなんで大した労力ではないですが中には一生懸命計算している有志の方も数多くいらっしゃるようだし。

【電力供給を補うもの】
☆電力供給を補助するもの
 完全に自力でまかなうのは高いコストが掛かるし、身近で出来そうな事は、夏を乗り切るという意味ではまだまだ効果は小さい(というか殆どない)。でも少しでもエコに向けて♪
 家庭で昼の電力をまかなうには、太陽光パネルなど、200万円ぐらいかかるのかな?(まだ勉強不足)
 補助的に使えるものなら、例えば、以下のようなものがあります。効果は微々たるものでしょうけど、意識付けという意味では有効だと思いますし、電気代も多少は安くなるはず。
 ・太陽光&充電池の家庭用バッテリ「ソーラー蓄発くん」900Wh(150Wの液晶テレビだと5時間程度)で25万円前後らしい。
 ・eneloop solar charger 太陽光で蓄電し、リチウムイオン電池を充電可能、USB出力もあるのでモバイル機器などの充電はこれで出来るみたい。価格は20000円弱、ただし、Amazonでは取り扱いなし♪
 ・eneloop portable solar 太陽光で蓄電し、USB出力経由でモバイル機器の充電が可能。持ち運びも出来る!!9000円程度の商品と14000程度の商品、こちらもAmazonでは取り扱いなし♪供給安定化を待って購入するかも〜

【原発立地と再生可能エネルギーの推進で気に留めておきたい事】
☆原発立地地域について
 立地地域の経済や雇用確保をどうするかという問題
 利権というのは簡単ですし、実際、そうかもしれませんが、そうせざるを得なかった地域の問題もあったという事を知っておく必要があると思うのです。
 例えば、上関原発予定地を訪れた方のこのblogを参考に
  上関原発予定地取材記。:3
  上関原発予定地取材記。:4

☆再生可能エネルギーについて気に留めておきたい事
 推進していきたいですね。
 ただ、再生可能エネルギー開発を原子力発電の開発と同じ体制、構図、利害関係で進めてはならない。
 そして、再生可能エネルギーにもデメリットがあるという事をきちんと情報発信していく事の重要性。
 そのデメリットがあるからあきらめるのではなく、それを受け入れたり、対策を考えていくこと。

【今後調べたいこと】
☆家庭用太陽光パネルについて
☆電力会社(九州電力)の需要と供給の関係

【ご参考:まとめるにあたって役立った便利サイト/アプリなど】
☆引用元はほぼ90%以上Twitterで紹介されていたものだと思います。
☆そして、RSSリーダRead It LaterEvernotetwilog というツール/サイトがとんでもなく大活躍してくれた事に感謝を記します。
☆ただ、書いていて、togetterというサービス使えば良かったとも思う。

【関連日記】
☆今日昼、以前同じバンドに所属してた人とランチをご一緒させて頂いた。
 エネルギーの話をしたり、音楽の話をしたり、近況の話をしたり。
 世間に役立つ情報を発信出来るかどうかは甚だ怪しいが、こうやって話す事で、自分自身の精神衛生上、好ましいなと思った。
 継続し、出来る事を出来る範囲で。行動したり思いを巡らせるという事。

☆僕が音楽をやったり聴いたりアートを鑑賞したりして学んだ事。世の中には色々な価値観を持った人がいるという事。そしてそれは一定のルールの中ではどれも決して否定出来ないという事。好き嫌いはもちろんあるけれど上手下手はあるかもしれないけれど、全てがオンリーワンであるという事。
0

2011/4/12

【原発】(長文)それぞれの立場を  Energy

原発反対だけど、色々な考えを聞いてそれを理解しようとする努力はしたいと思う。

批判し合っているだけでは、平行線で、進まない、変わらない。
そんな状況を憂う。

個人的な「現段階での」結論は、佐々木俊尚さんのこのtweet
「私は現行の原子力発電所は段階的に全廃すべきだと思っています。重要なのは、これから全廃にいたるまでの移行期に電力消費と供給の見取り図をどう作るかということ。そしてその先にどのような社会を構築すべきかというグランドデザインをきちんと描くこと。」
が非常に近い。

もちろん、個人的には(廃止を加速させる)良い案が出てくることを願っているので、
引き続き勉強は続けたいと思う。

------
で、今日の本題。
「それぞれの立場を」

「原発絶対反対、即刻廃止を!」という立場の人(デモなどにも積極的な層)と「即刻廃止は無理だけど、代替エネルギーの目処が立った段階で廃止を!」という立場の人は協力していけるんじゃないかな。

二つの立場の差は、時間が早いか遅いか?
急激な変化が大きな痛みを伴うから保守指向が強くなるのが現状?だとしたら、むしろ、堅実路線を取り入れた方が、変革のスピードは結果として速くなるという気もします。

それと、やはり代替エネルギーは必要になるでしょう。

「節約したら良いじゃん」というのは一見、解決策だと思うけど、それを、「嫌だ!」という人にも浸透させるのはなかなか骨が折れるような気がします。

それに、個人や家庭レベルでは可能だとして、企業の経済活動は縮小せざるを得ない。つまり利益も縮小する可能性が高く、そうなると、賃金や雇用の問題にも繋がり、その犠牲を被る人も出てくる可能性があるんじゃないかな?

もちろん、今回を契機に新たな産業も生まれるだろうし、そこに雇用は生まれる可能性は秘めている。そのあたりに知恵を出し合えればなあとも思います。
再生可能エネルギー開発への投資、救急車が右往左往しなくて良いような医療人材充実/システムの改革、福祉への投資、災害への備え(=建造物の安全性強化、避難システム構築)、などなど。

究極のスローガンを唱える人と理論的に裏付け出来る人、強いリーダーシップと堅実なマネジメント、が力を合わせる必要があるんじゃないかな。

反対意見も賛成意見もあるということを意識して、声を上げるだけでなく、原発賛成の人にもメッセージを伝えられるような努力。

道のりは長い長い長期戦。

-----
今回の事故で広範囲に渡る人たちが避難を余儀なくされたことや、農作物や水産物にも影響が出て、産業にも打撃を与えたこと、海外でも大きく憂慮されていることは事実なんじゃないかな。仮にそれらが過剰な反応だったとしても。何よりいまだに収束していないという現実。
どれだけ損失、コストが掛かったのだろうか?
建設予定地で発生している紛争にともなうコストや人間関係のもつれ。

あ、「今回を教訓に安全策を強化する」という意見もありますね。
ただ、やはり、残念ながら、人為的ミスはおきるし、想定外はおきるもの、だと思うし
僕自身たくさん経験してきた。

原発以外でも事故は起きる、というのも正しいですね。
でも、汚染の影響範囲、それと目に見えないものへの恐怖は、原発ならではと思う。

過去の数字だけで原発のリスクを論じているblogを見かけたけど、人間には感情がある、しかもそれは人それぞれという視点が抜けていて(確かに数字は安心させるために必要なものではあるけれど全てではない)、僕は共感出来なかった。それにそれは過去の事実ではあるけれど将来の予測はあくまで予測という参考にしか過ぎないんじゃないかと思う。

-----
ちなみに、デモ、賛否両論があるようだけど、人に迷惑をかけないように努力するのであればやることに意義はあるんだと思います。
その人たちにとって、「怒り」のやり場がなくて発散させなければ次に進めない、という状態なのかもしれないし、そういう象徴的なシンボルとしての行動は必要なのだと思う。
ただ、やっていくたびに、「感情的な怒り」を「冷静な怒り」に変化させる必要があるんだと思う。少しづつ出来る範囲で勉強したり、有識者の意見を取り入れたり有識者を巻き込んだり、また、集まって話をすることも必要だと思うしそういうきっかけになれば良いと思います。

-----
で最後に、僕に何が出来るか、何をすべきか?については、引き続き考えたいと思っています。
書くだけでなく行動も!自戒を込めて。

*なお、このblogはたくさんの人のblogやtweetを参考にしています。

**********************************
(以下、上記のバックグラウンドにある僕自身のtweetを備忘録としてメモしておきます。一日単位でのリンクのため他の(下らない)tweetも混在しています)

2011/4/9のtweet
2011/4/11のtweet
0

2011/4/3

【原子力勉強】再生可能エネルギー1  Energy

再生可能エネルギーについてはとても1回ではまとめきれないと思います。
また、まだまだ、勉強不足ですので、個人のメモ的な位置づけです(もうそんな事知ってるぞ!という指摘ごもっとも!)
それと、ネット中心に調べていますので、情報源そのものが間違っていたり、
あるいは僕の解釈が間違っている事もあると思いますが、御容赦下さい。
とともに、「間違ってるぞ!」という指摘は歓迎します。

あと、これはいつもtwitterなどでも発言していますが、数値的事実は事実として受けとめ、
でも、人間は人それぞれの価値観や感情を持っていて、それは数値化出来ない、ということ。
この考え方は、大事に考えていきたいと思う。

----------
まずは、再生可能エネルギーについてのWikipediaの説明を元に。
*Wikipediaの正確性については賛否あるのは承知しています。

【気づいた点を書き留めます。特に赤字に注目しました】

●再生可能エネルギーは枯渇しないエネルギー源
●対義語は枯渇性エネルギーで、化石燃料(石油、天然ガス、など)やウラン等の埋蔵資源を利用するもの(原子力発電など)を指す。※下記図1参照(電気事業連合会資料より)
 *ウランも埋蔵資源のため枯渇性。ただし、プルサーマルや高速増殖炉などで効率的な利用を図る技術が一部実用化、もしくは、検討中だそうです。

●代表的なものは、太陽・地熱・潮汐等。
●発電の利用形態としては、太陽光、太陽熱、風力、地熱、水力、海流、潮汐、波力などがある。

●長所:半永久的、温暖化ガスの排出量が少ないものが多い、需要地近辺で調達可能、放射性廃棄物を出さない、有害物質の排出量を削減できるものが多い。
●短所:生産規模が小さいことによる環境負荷の増大や価格競争力の弱さ、場所の制約や出力変動がある、周辺環境への影響、産業との共存
 *周辺環境への影響→設置場所の自然破壊、騒音、景観などでしょうか?

●製造や運搬、メンテナンス、廃棄などの際、エネルギー源や原材料の一部として化石燃料等が利用されることで、ある程度の温室効果気体の排出がある。
●出力変動は電圧や周波数の乱れや、最悪の場合は停電に繋がる場合が考えられる。
●一方で需要の数割程度の電力を問題なく供給している例もある(デンマーク…風力発電が20%/2006年)

●出力の安定性を維持するために、技術(蓄電など)、制度面(買い取り制度の充実など)の検討、実現が必要であり、相応のコストが掛かる。

●一般的に、発生エネルギーあたりコストは枯渇性エネルギーより高いが、風力は普及域まで下がっているほか、太陽光発電などのコストも実用域に近づいている。
再生可能エネルギーのコスト低減に当たっては市場規模の拡大が重要視されるのに反して、枯渇性エネルギーは供給安定化などを目的として直接・間接的に多額の公金が投入されてきた(*解釈には賛否両論があると思います)。

●先進各国の目標に比較して、日本での普及目標量は少なく、長年世界一を保ってきた太陽光発電の年間導入量でもドイツに抜かれるなど、政策の弱さが指摘されている。
●太陽光発電については助成制度(買い取り制度)の強化がなされている。助成制度対象を太陽光発電以外にも拡大することが検討されている。

----------
【思った事】
●まだまだ勉強不足ではありますが、再生可能エネルギーの検討はどんどん加速すべきだと思います。

----------
【次回】コストなどについて勉強したいと思っています。

----------
<図1>
石油、石炭、天然ガス、ウランの確認可採埋蔵量(電気事業連合会資料より)
クリックすると元のサイズで表示します
0

2011/3/27

【原子力勉強】世界各国の電力源  Energy

原子力発電に関する勉強会その2です。

前回は日本の電力需要予測と供給計画について資料を元に書きましたが、今回は、世界の電力事情について調べてみました。

末尾に記載したエネルギー庁のエネルギー白書という資料がありましたのでこれを元に整理します。

【全世界の傾向として僕が気に留めた事】
・日本は原子力発電の割合を増やしているが全世界的にみるとそうでもない。1970年と比べると大幅に増えているけれど、1990年比ではむしろ減っている事(原子力ルネサンスという単語もあるみたいですが。。。)。
・天然ガスによる発電が増えている。「石油代替エネルギーとして、特に発電分野で利用が拡大した」との事。

【国別の傾向として僕が気に留めた事】
・停電は韓国についで日本が少ない→安定供給出来ている。日本の技術が世界的にもトップレベルであるという事の一つの例。
・フランス…原子力を積極的に推進。
・ドイツ…脱原子力発電、再生可能エネルギー導入拡大 ※今回の事故で、デモも起きてますね→(NHKニュース)独 国内原発の停止求めデモ
・英国…天然ガス利用促進、但し依存度高まったため、原子力再評価/再生可能エネルギー利用拡大
・米国…エネルギー供給減多様化が進展
・中国…国産石炭依存度が高く、エネルギー多様化には課題。
・韓国…原子力利用促進。

【思った事】
・個人的な意見として、原子力発電に反対する立場は変わらない。
・ただ、前回も書いた通り、原子力発電を全て今すぐ停止というのは混乱を生じる。
・しかしながら、日本は2019年度計画で原子力割合を41%としているが(前回blogより)、これは、いくらなんでも依存度が高すぎるのではないか?と思う。リスク管理という意味で。
・国によっては脱原子力を進めているところもあるので中長期的に、再生可能エネルギー利用拡大に努め、原子力依存は減らしていくべきだと思う。

【次回】
・再生可能エネルギーにはどんなものがあるのか、メリット、デメリットなど勉強したいと思います。これは荷が重そうですが時間掛けて頑張ります。

------------------------------------------------------------------------
【以下、抜粋した資料の元リンク】
経済産業省資源エネルギー庁
エネルギー白書
●「平成21年度エネルギーに関する年次報告」(エネルギー白書2010)
概要版(PDF)
第1部 エネルギーをめぐる課題と今後の政策
第1章 各国のエネルギー安全保障の定量評価による国際比較
第2節 世界のエネルギー供給構造の変遷:【第112-1-2】に世界の発電電力量構成推移のグラフがあります。【勝手に転載】
クリックすると元のサイズで表示します

第4節 総合的なエネルギー安全保障の定量評価【第114-3-3-2】に各国の発電電力量構成の変化をあらわすグラフがあります。【勝手に転載】
クリックすると元のサイズで表示します


0

2011/3/26

【原子力勉強】需要予測と供給計画はどうなってるんだろう?  Energy

個人的に、原子力発電は反対です。

何故かといわれると、やはり、小さい時に観た広島平和記念資料館の印象や、
東海村JCO臨界事故(Wikipedia)の被爆者の死という事実が、
僕の心の中に重くのしかかっているからだと思います。

そして、今回の事故。
人体への影響が最終的にどうなるのかは、諸説ありますが、
何よりも、20kmとか30kmの広範囲の住民の方々が避難する(もしくは自主避難推奨という)状況になったのは事実であり、やはり、あってはならない事だと思います。

一方で、上記はあくまで僕の感じ方であって、
「被曝して仮に癌になったとしてもそれも運命。受け入れる。また避難も仕方ない」という方もいるでしょう。
また、原発の「電気」に頼り、それが、僕たちの生活に便利さや、楽しさ、幸せなどをもたらせているのも事実だと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、今回やはり勉強する必要があるな、と思いました。
勉強したところで、原発反対の「感情」は変わらないとは思うのですが、
感情的な議論(人間なんで物事の判断に感情を理由にする事もあって良いと思いますが)だけでなく、
冷静に議論するための知識は持っておきたいと思いました。

時間がかかる作業になりそうですが、ノルマは設けず、出来る時に出来る量だけ進めていければ、と考えています。

-------
というわけで、今日は、「需要予測と供給計画はどうなってるんだろう?」という事について勉強しました。

経済産業省
平成22年度電力供給計画について
平成22年度電力供給計画について(PDF形式への直接リンク:374KB)

上記のような資料を見つけました!ちょうど1年前ぐらいの資料ですね。
H22年度、及び、今後10年間の電力需要/供給計画、電源構成などが書かれています。

【わかったこと】
・最大需要より多めの供給能力を確保している事(当たり前か?)。多めの分を「予備力」というようです。
・10年後の最大需要電力は0.4%の伸び率である事。
・電源構成では2009年度でも、原子力が29%、2019年度では、41%に増やす計画であると言う事。
・新エネルギーによる電力供給は、1.1%→1.6%と微増の予定である事。

【考察】
・2009年度の電力予備率が、26%なのに対し、原子力の割合は29%と、「おお!あくまで単純計算ですが、予備を全て稼働させた上で、約3%分の節電が出来れば、原子力を全て停止が可能」という事になるのかな?もちろん、今回は火力発電も被害を受けている事、日々の需要は増減している事、調査した数値は日本全体での試算であるという事、などから一概に今回のケースに適用可能とは言い切れません。
・一方、2019年度の電力予備率が、11%しかないのに対し、原子力は41%を予定しているため、現段階の予測通りの電力需要があるとすれば、原子力必須の計画となっている。

【個人的に考えた事】
・というわけで、現段階においては、原子力発電を全て停止する事は、(単純計算上は)節電が必須になりますね!
・また10年後について原子力を停止するには、もっと踏み込んだ節電、あるいは、電源構成の根本見直しが必要と言う事が判ります。
・個人的には、今すぐ原発停止は無理かもしれませんが(世論を2分していますし十分な節電の議論も出来ていないのが理由)、今後10年の間に代替エネルギー開発推進、及び、企業/国民生活の見直しなどを進めて、原発縮小の方向になれば嬉しいな、いや、すべき、と思っています。もちろん既存の原発の安全確保(使用済燃料の処理問題など)も最重要課題の一つでしょう。

【次回について*次回がいつになるかは未定】
・日本以外の国がどれくらい原子力発電に依存しているのかを調べてみようと思います。
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ