nakamurayuji.com
スパム対策として、コメント・トラックバックは内容を確認してから掲載します

2007/12/9

アフターダーク / 村上春樹  読書

アフターダーク (講談社文庫) / 村上春樹

独自に存在していた複数の世界が、だんだんと一つの世界に繋がっていく。
実際には、取り残されてしまった世界もある。
現代の明と暗の部分が投射されている。
夜明けの描写が明るい未来を切望しているかのようだ。

一晩の出来事に凝縮された村上春樹の世界、余韻に暫く浸る。

クリックすると元のサイズで表示します
0
タグ: 村上春樹

2007/9/26

グーグル・アマゾン化する社会(森健)  読書

グーグル・アマゾン化する社会 (光文社新書) by 森健

会社でも自宅でも、ググり
CDや書籍は、Amazonで購入する

という行動パターンの人も多いのではないでしょうか?

そういう私も、冒頭には、Amazonアソシエイト・プログラム(アフィリエイト)の商品個別リンクを利用させてもらってますし、やはり検索は、ググってしまいます。

フリースケールネットワークという概念に納得してしまう。
本書では、GoogleAmazonいう、現代を代表するIT企業の成功を、人間のコミュニケーションと結び付けて論じていて、とっても興味深いです。

また、一極集中、富は富を呼ぶ、一部の成功者だけが勝ち続ける、80対20の法則=パレートの法則、といった言葉や概念は、昨年このblogでも紹介した、「下流社会 新たな階層集団の出現」 を別の視点から表している、ともとらえる事が可能な気もします。

パーソナライゼーションが進むウエブ社会には居場所を見つけられやすいし、それはとても心地よいものでもあるのだけれども、多様化する個性に対し、個性の固定化が進んでは、結局は、硬直した社会になり兼ねないなあ、とも思った。

クリックすると元のサイズで表示します
0
タグ: google amazon 一極集中

2007/8/26

猫とフトンとゲームがあれば、今日も明日も大丈夫!  読書

猫とフトンとゲームがあれば、今日も明日も大丈夫!

漫画です。福岡天神IMSで見掛けそのまま買いました。

まあノホホンといきましょう。日曜にビールビールでも飲みながら。
クリックすると元のサイズで表示します
0

2007/4/22

インストール 綿矢りさ  読書

インストール 綿矢りさ

何かと話題になっていた本が文庫本で出版されていたので購入。

とても読みやすい。
文字も大きいし、テンポも良いのであっと言う間に読める。
少々疲れ気味の僕にとって、暇つぶしや息抜きにはちょうど良いみたい。

ただ、それ以上のものは求めない方が良い。

クリックすると元のサイズで表示します
0

2006/11/26

上海ベイビー(衛 慧)  読書

上海ベイビー

何年か前に中国では販売が停止されたという小説。その話題性から興味を持っていたが何年も手に取る機会がなく忘れていた。でも何かをきっかけ(もはやそのきっかけさえ思い出せないのだけど)に読みたくなったのだ。

生と死、性と愛、創造と堕落、洗練と退廃、現実と夢、欲望と無気力、歓喜と空虚、薬物とアルコール、西洋と東洋、芸術と実業、小説と絵。

対比が妥当かどうかは良く分からないけれどこれらの単語が空間を漂う、そんな余韻に浸りながらこの感想を書いている。

内容はそんなに露骨とも思わないしとても読みやすい。

クリックすると元のサイズで表示します
0

2006/8/5

99・9%は仮説 竹内薫  読書

99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 by 竹内薫

うーん。既成概念(=仮説)にとらわれない事が第一歩という事は良く判った。
主観と客観という立場も凄く良く判る。

でも、本として読んだ時に、結局、同じ事の繰り返しのような気がして。。。
僕の様な凡人には哲学的すぎて、結局、何をどうすれば良いの?っていうところは最後まで抽象的示唆に終わってしまっている気がする。科学的例は具体的なんだけどねぇ。。。。

クリックすると元のサイズで表示します
0

2006/7/6

きょうの猫村さん2 by ほしよりこ  読書

きょうの猫村さん 2 by ほしよりこ

クリックすると元のサイズで表示します

うほほほほほい!
楽しみにしてて5月の終わりに買ってたけど、最近やっと読んだ「猫村さん」!
別に深い深いストーリーではなく(漫画ですからね)、ほのぼのと日常の忙しさを忘れさせてくれる束の間のひととき。でも現代の僕達が失った何かを充足させてくれる。

「猫」が家政婦をしている以外(これだけは尋常でないけれど)は、比較的珍しくない家族生活。
不良娘の意外な接点。
夫婦生活の溝を埋めようとしつつも、僅かな差ですれ違ってしまうラスト。

今回も炸裂の「縦結び」。しかも犬のリボンに!
最後に出てくる「neco」の文字が入ったリュックが欲しい。
そして猫なのに「漢字ドリル」を勉強するなんて素晴らしすぎます!

まだまだ続くようで次もホント、待ち遠しい。

クリックすると元のサイズで表示します
0

2006/6/4

海辺のカフカ(下) 村上春樹  読書

海辺のカフカ (下)(村上春樹)

上巻の感想では「とにかく面白い。」と書いたのだが、少しトーンダウンしてしまった。読み終わった後、なんとなく、せつなさややるせなさを感じる事が多い村上春樹の作品だけど、今回のはその辺が希薄と言うか、淡白と言うかそんな印象を持ってしまった。少しづつ村上春樹の作調も変わって来ているのだろうか?(と言いながらまだまだ彼の作品は読み続けたいのも事実)
15歳の少年にしてはかなり大人びた考え方と言動と知識に違和感を感じたのが一番の理由かもしれない。それとなんとなく結末が落ち着くべきところに落ち着いたような気もします。

でもまあ、それでも面白い事は事実です。

クリックすると元のサイズで表示します
0

2006/5/3

海辺のカフカ(上) 村上春樹  読書

海辺のカフカ (上) (村上春樹)

昨年、文庫本で買っていた本を最近やっと読み始めた(とにかく買った本が溜まっていく現実)。しかも読書スピードが著しく遅いので、一日一章づつ。でもこの本が読めない日は寝る前に不機嫌になってしまい向きになって二章読んだりする。村上春樹の本を読むといつもそういう感覚に陥るから不思議だ。
上下巻の上巻しか読み終わってないが、今の感覚を書き留めておく。

まず「海辺のカフカ」という楽曲を聴いてみたい。いや、でもそれは叶わないはずなので、歌詞を読みながら、想像したり、ソプラノサックス(決してバスクラリネットではない)で演奏してみれば良いかもしれない。

二つのストーリーが展開していく。もっともっとその分離されたストーリーが続くと思っていたが、上巻の終わりあたりで二つはあっさりと接点を持つ。でもまだ接点を得ただけなので、この先、それらが融合するのかどうかはまだ予想すら出来ない。

猫の描写がところどころに出てくる。70%ぐらいは穏やかに描写されており、猫好きに取っては入り込みやすい。しかしながら、途中に残虐なシーンが出てくるのでそこは少しだけ覚悟が必要かもしれない。

とにかく面白い。下巻で、少年と老人がどのようなストーリーを繰り広げるのか楽しみです。
※下巻、読み終わったらまたレポートします。

クリックすると元のサイズで表示します
0

2006/4/9

下流社会(新たな階層集団の出現)  読書

下流社会 新たな階層集団の出現 by 三浦展

階層の二極化が進んでいるという実感は確かにある。
正社員に就かないフリーターやニートが若者に増加しているという。
実際に身の回りにもそういう人たちは増えている気がする。
この本は、そういった日本の現状を様々な調査結果を元に事実を並べている。並べている。。。そう、並べている。
なので、残念ながら、筆者の主張が見えて来ない。後半わずか一割ぐらいでようやく、主張らしきものが述べられているに過ぎない。数字も意味がないとは言えないけど。。。

ただ、数少ない主張の中で「親の階層意識がそのまま子供にも引き継がれて行き階層の固定化を招く」事を危惧しているがそれは同感である。上流だとか下流だとかはどうでも良いのだけど「親の価値観が子供にも強要されてしまう」事は子供の人生の選択肢を制限してしまう事に繋がるため、出来る事ならば、避けた方が良い、と思う。

多様化する価値観の中で、お互いの価値観を認めた上で自分を主張する、というのが現代社会の中ではキーワードである気がしてならない(って書くと、お互いの価値観を認めないっていう価値観も存在する事を認めなければいけない事になって堂々回りになるんだけど。。。)。それを再認識すると言う意味ではこの本は示唆を与えたと言う意味で買って読んだ意味はあるのかな?とも思った。

クリックすると元のサイズで表示します
0

2006/2/7

きょうの猫村さん by ほしよりこ  読書

きょうの猫村さん1 by ほし よりこ

幕開けから最後まで殆ど間髪いれずに一気に読みました。
サイトで連載されているにも関わらず内容は昭和チックでほのぼの。また、鉛筆で書いたような画が雑なようで実は登場人物の個性を端的にあらわしています。

妻から色々と面白い話を吹き込まれていたのもあるけど、いきなり冒頭、
キンコ〜ン…「あら?猫じゃない どうしたの 何か用?」で笑いのつぼにはまっちゃいました〜〜。
necoと書いたエプロン や たて結び、つめとぎ、家事をしながら歌う姿。
そして、猫村さんは気が利いているようで実は無頓着だったりもする。
あ〜〜和みます。

噂では春に続きが出るようで、今から待ち遠しいです!

クリックすると元のサイズで表示します
0

2006/1/30

インド・まるごと多聞典  読書

インド・まるごと多聞典 by矢萩多聞

インドというキーワードを接点にした色んな分野の人が矢萩多聞というまだ若い画家と対談しそれを本にしたもの。実は自ら購入したものではなく懸賞で当たった本ではあったが、これは結構当たりだった(もっとも後半に行くに従いインド色はだんだん薄れるのだけれど)。全体を通し、色々な考え方の人が登場するのだけど、それが日常の行動を様々な角度で分析する(させられる)事になり示唆に富んでいる。
又、読むに従って、僕の心の状態が変化していったせいもあるが、後半に進むにつれメッセージ性が顕著になってきていると思う。

特に次のキーワードがとても印象に残っている。
・知識と行動
・個性の尊重
・コミュニケーション
・日本の文化

各々、何が正解で何が間違いだという画一的な回答は得られないのだけれど、それを悩んでみるのも大切な事だと感じている。

ちなみに、この矢萩多聞という人の画は線画と呼ばれるものらしいけど、なかなか精緻でユニークだ。画の事は殆ど知らないのだけれど、僕は好きだ。それに、インドって感じもするし!

クリックすると元のサイズで表示します
0

2006/1/2

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?  読書

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 by 山田真哉

会計について片肘を張らずに「読み物」として楽しめる。最初は勢いあってとっても楽しく読めたんだけど、後半に行くにつれ若干トーンダウン。でも、ここに書いてある会計の基本的考え方には共感を得るものも多い。会社の経営者たちは果たしてこういう会計の原点を理解しているのだろうか?って思う記述もあってなかなか苦笑いさせられる。もちろん僕は専門家ではないので経営は専門家に任せたいところだが。。。

クリックすると元のサイズで表示します
0

2005/12/25

空を駆けるジェーン  読書

空を駆けるジェーン
アーシュラ・K. ル=グウィン(著)/村上春樹(翻訳)/S.D. シンドラー(絵)

他の猫とは違う才能を持つ猫が冒険に出掛け、色々と戸惑いながらも自分の世界を見つける。もちろん、絵本ですからシリアスな内容ではなくまったり癒されながら読む事が出来ます。
ところどころに散りばめられた、役者の村上春樹さんの注釈がなんともウイットに富んでいてこれまた脱力してくれます。
肩肘張らずに読みましょう。
クリックすると元のサイズで表示します
0

2005/9/6

シドニー!2ワラビー熱血篇 by 村上春樹  読書

シドニー! (ワラビー熱血篇)

村上春樹のシドニーオリンピックダイアリーその2。その1はあっさり読んだけれども、その2はそのエンディングで様々な人間模様/人生観/背景の文化などが交錯し涙も少し流してしまいました。犬伏孝行のレース後のインタビューはとても興味深い。

クリックすると元のサイズで表示します
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ