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2009/9/27

ブレス・パッセージ2009火の路〜姜泰煥+田中泯+大友良英+齋藤徹  LiveReport

遅くなったけど一気に書く事にする。その方が新鮮だから。

2つの火。

岩場を登る。糸に火をつける。危険かもしれない事をさらっとやってしまう。
くたびれた様子、はしゃぐ様子、休憩する様子、道具(糸)を使う様子、マイクを直す様子。
色々な場面に色々な表現が重なり、魅せる、飽きない、見応えがある。
おじさんは子供のようだ。

座ったまま吹く。息継ぎを忘れて。
電子音や金切り音のようなノイズと、反復や抑揚を伴うフレーズ。
正面が8割、ほかの向きが2割。向きに意図があるのだろうか?
悟りの境地のおじさん。

弦ははじかれるためにあり、擦られるためにある。
ボディは響きを出すためにあり、叩かれるためにある。
立てられたり、寝かされたり、歩かされたり、楽器も大変だが、そのおかげで自由を得る。
おじさんは楽器と一体化した。

指、手、腕、肩、弓の動く周期と振幅により、音色、音量、音程の時間間隔が変化する。
ボディーの響き、弦の響き、電気の響き、エフェクタの響き。それぞれが大切にブレンドされる。
共演者の方を向いたり、一心不乱にギターを鳴らしたり、マイクを直したりする。
おじさんは楽しそうだ。

4人の張りつめた緊張感、打ち解け合ったブレンド感、色々な関係性が表れては消える。
そして、上質な音響、心地よい温度/湿度の空気。夜の野外を彩る2つの火。

圧倒的ではないけれど、じわじわ湧いてくる充実感が心地よい。

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磯端伸一×大友良英「ギター・デュオ×ソロ」購入。
終演後、最近、知り合ったお二人とのアフタートーク。これも楽しかった。
有り難うございました。
人はどこで繋がるか判らないけれど、繋がる事には感謝するのみである。
次回は、頑固親父のいる店で、が合い言葉となりました(笑)

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2009/9/26(土)
松本清張生誕100年記念 ブレス・パッセージFUKUOKA〜2009火の路
北九州市立松本清張記念館屋外特設ステージ

姜泰煥(alto saxophone)×田中泯(dance)+大友良英(guitar)+齋藤徹(bass)
ドキュメンタリー撮影:青山真治(ドキュメンタリー映画来年公開予定)
※高橋悠治(piano)は諸事情により出演が出来なくなりました、との事。


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