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2006/8/13

Anthony Guerra live(art space tetra)  LiveReport

毎回、実験的なパフォーマンスを繰り広げる、art space tetraのミュージックイベント。無名なアーチストであってもここに来れば何かしらの刺激や充足感を得る事が出来る。

なのでお盆休み初日は、Anthony Guerra liveに行って来た。

この日は、ちょうど、シンガポールから、前衛芸術家?(この辺の定義は僕もよく分からない)の Kai Lam が来て、tetraでsolo exhibitionを開催していることもあって彼も少しサウンドパフォーマンスを披露してくれた。このパフォーマンスはとても短かったけど、なかなかユニーク。洗濯機の音を拾い、一方で接触ノイズを発生しながら、それらをミックスし、楽器用のエフェクターに入力、フィードバック音や、歪み音などを発生させて行くと言うもの。音楽的ではないけれど、独特なサウンドスケープが広がっていくのを感じた。

次は、tetraのスタッフも始めたらしい 坂口壱彦 のまたまた不可思議な「夏休み」パフォーマンス。取り扱う音はとても日常的なもの。コップに飲料を入れたり、それをストローでぶくぶくさせたり(子供がよく遊ぶやつです)、コップを動かしたり。。。。主にディレイを使ったパフォーマンスだったけれど、そんなテクニカルな事より、小学校時代、外で遊んで帰って来た後、ジュースをコップで飲んだり、その後、夏休みの宿題をしたりしていたなあ、といった些細な日常の事を思い出して、懐かしくなってきた、そんなパフォーマンスだった。

ラストが、Anthony Guerraの演奏(この日唯一の演奏!であった)。ハーモニカの音をサンプリングし、それを再生しながらのギタープレイで始まる。途中からギターの伴奏がサンプリングされたりしながらも、演奏自体は極めてシンプルで癒しの音楽。最小限のギタープレイと歌での表現だけれど、上質な音楽が何かを悟っているといった感じだろうか?自分の演奏する音楽を含めて世の中には音を厚く/大きくすれば良いといわんばかりの音が氾濫する中で(全てを否定するわけではない事を断っておきます。。)その対極の音世界での表現は何かしら現代が抱えている問題点を示唆している様にも感じる(そう感じたのは僕だけかもしれないけれど)。
まあとにもかくにも素晴らしく癒された会場はアンコールを求める事になったわけである。

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ライブ中、及び、終演後に何人かの仲間と色々話す。音楽そのものの話が出来るこういう場がある事に凄く感謝しつつ、音楽感から垣間見えるその人の価値観などもとても参考になり勉強になる。
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