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2006/4/29

大野俊三ライブツアー スプリング2006  LiveReport

大野俊三ライブツアー スプリング2006 at 福岡ROOMSに行く。

大野俊三(tp,flh)、大西順子(p)、杉本智和(b)、小山太郎(ds)

久しぶりにジャズを聴きました。
杉本さんと小山さんはヘアースタイルがなかなかファンキー。
大西さんは袖が赤色の黒いジャケットがお似合い。
大野さんは、シャツがお洒落。

トランペットの立ち上がりの急峻な音色に、ガツンガツンとしたピアノ(大西さん、やはり変わってない)が被いかぶさる。粒の揃ったベースがソロでよくうたい、端正な顔立ち(=音立ち)をしたドラムが標準的に(←良い意味ですよ!)スイングする。
フリューゲルホーンやミュートトランペットの音も久しぶりに聞いたな。

今回行くきっかけになった大西さんは、時折、ベースの杉本さんと顔を合わせて笑ったりしていて前回ライブ(といっても約7〜8年前だ)でのある意味切羽詰まった表情とは随分違う。なので、これからの活動が楽しみだと思いつつ、あんまりメディアは騒がないで欲しいとも思う。

オーナーとは昔セッションでご一緒した事があったので(話はした事がなかったが)少し話す。また、店員をしていたフリーも好きなサックスプレーヤ(互いの連絡先も知らないが色んなところで本当によく会う)とも近況を話す。

明日(というか今日)は結婚記念日だ。
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2006/4/27

Beyond the Sound Barrier(Wayne Shorter)  CD/DVD(Music)-Report

Beyond the Sound Barrier by Wayne Shorter(wikipedia,ウイキペディア)
2回目のレポートです(1回目はこちら)。

ホントに凄い。彼は宇宙人なのか!(あまりに凄いので暫く感想が書けなかった)
Wayne Shorter;1960年代から斬新な曲と演奏でジャズを牽引してきた最後の大物の一人。
この人の演奏は年代別に聴いてきたわけではないけど、70歳を越えた今、彼の何度目かの音楽的絶頂期を迎えているのではないだろうか?
ホントに凄い!
※"Footprints Live","Alegría",本作の3作品は現在進行形のジャズを感じる上で絶対お勧めです(以前の作品ももちろんお勧め、というか僕自身、もっとたくさん聴きたい)!

06/01/04のblog(intoxicate vol.59)で紹介したように「作曲の勉強をしたことがないように作曲する」という彼の発言がある。この発言自体、現世を超越していると思ったものだが、このアルバムはそれを見事に実行している。僕はインプロビゼーション(即興)も瞬間的な作曲行為だと思っているので、ここでの演奏は「即興の勉強をしたことがないように即興」しているように感じる。

 ある曲では、混沌の中から、断片を繋ぎ合わせていく。
 また、ある曲では、テーマが提示されるにも関わらず、それを解体し、破壊する。
 「次は何?何が起こるの?」
 構築⇔解体は繰り返される。
 演奏が終わっても、「そこ」に圧倒的な空気が漂う。


このバンドでの来日を切に願う。
そして、僕は彼の"ソプラノサックスの浮遊感"が大好きです。
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2006/4/23

小倉のバー  日記

金曜日は、仕事が終わった後、用事があったので北九州へ。
用事を済ませ、一人で小倉のバー:パルチャットへ。

学生時代に、ある友達に誘われた時に、初めて来て以来、事ある度に足繁く通った(そして、色々な思い出を残して来た)。最近は1年から3〜4年の割合でしか来ないけど小倉のバーはやはりここだ。
ジャズのCD/レコードを聴きながら、スタッフと音楽、仕事、近況などについて話す。美味しいピザと美味しいお酒(ギネスビール、モスコミュール、ラムベースのカクテル)を楽しみ、世間と隔離された束の間の休息。

学生時代の小倉とは随分変わっているみたいだ(大昔なので当たり前かもしれないけど)。シェリーズバーもクレイもない。東映会館もなくなったらしい。でもここだけは残ってて嬉しい。

終電で帰るかタクシーで帰るか迷ったが、タクシー代出すなら、別の日にバーに行ったり、CD買ったり、ライブ行った方が幸せだ!と冷静に判断する。

今度、学生時代に一緒に来た友人を誘ってまた、来ようと思う。
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2006/4/20

private notes(松風紘一Quartet)  CD/DVD(Music)-Report

private notes by 松風紘一Quartet

注目しているレーベルStudio WeeからDMを受けた瞬間(昨年7月ですが)に買うことを決意したアルバム。そして僕の期待に応えてくれたサウンド。

松風さんはなかなか表舞台には出てこず東京近辺で地道にライブ活動を継続されているサックスプレイヤー。
一曲目のフルートからとってもエッチ。日本ならではのねばっこいジャズ。おそらくこういう感じを中央線ジャズというのだろうか?路地裏にある露店市場の喧騒を抜けて汚い雑居ビルの地下に入っていくとそこに繰り広げられている熱いジャズ!そんなイメージが喚起される(実際の録音がどんな場所かは知らないのですが、すみません)。
水谷浩章さん(このアルバムでは全編エレキベース)のグルービーなイントロで始まる二曲目はもう何度リピートしただろう?松風さんのサックスが図太く泥臭く、そしてキュルキュルと昇華していく(日本語がおかしいかな?)。
中盤のブルースで爽快な気分になり、ラストのワルツでのたうちまわる。バラードでは梅酒をロックで飲む。ちなみに通販で買ったのでおまけのCD(1曲入り)が付いてくる。それがまた泣けるのだ。

加藤崇之さんのギターは、びよ〜んびよ〜んだったり、とつとつとつしたり、工事現場の金属音を出したりして四人を有機的に結び付ける。
全体を下支えするドラムスの外山明さんは奇をてらうわけではなくオーソドックスにタイトにそして純粋にサウンドをスイングさせる。

それにしても魅力的な曲が多い。アルトかテナーで演奏してみたくなる。でも楽器を買うところから始めないといけないのでやはり却下だな。

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2006/4/19

At the "Golden Circle" in Stockholm, Vol. 1 / Ornette Coleman  CD/DVD(Music)-Report

At the "Golden Circle" in Stockholm, Vol. 1 by Ornette Coleman

フリージャズといえば避けて通れないOrnetteColeman。このアルバムはOrnetteのasにbass(DavidIzenzon)とdrums(CharlesMoffett)というシンプルなトリオによるスエーデンでのライブ録音(1965.12.3,4)。

テンポ感ある4beatで始まる。彼にしては極めてまともで奇をてらった演奏を期待すると拍子抜けかな?もちろん即興性は強くスリリングな会話が繰り広げられている事には代わりない。
最近とんでもなくfunkyな(日本語で上手く表現出来ない)音楽ばかり聴いてたので新鮮さに欠けるだけでライブならではの臨場感と躍動感はとても伝わってくるので誤解なきよう。

一点、面白い事に気付いた。彼のフレーズはとてもメロディアスでポップ。もしかすると(他のアルバムを聴いてみないとはっきりしないけど)彼は演奏スタイル、編成やリズムが変わってもそのメロディメーカーとしての資質は不変なのかもしれない。そのアンバランスさがあるからこそ彼の独自性が強調されている気がしてきた。

またあの問題作の一つ"FreeJazz"を聴いてみよう。あ、それと、このアルバム、Vol.2もある(そちらでは、trumpetやviolinの演奏が聴ける)。

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2006/4/17

近藤等則さんインタビュー(産経新聞ENAK)  MusicDiary

近藤等則さんインタビュー(産経新聞ENAK)を読んで。

近藤等則さん、日本に戻って来たのかな?
伝説のバンド"IMA"解散後はアムステルダムに在住していたという噂は聞いていたのだが、表立って活動は紹介されていなかった(ように思う)。単に僕の情報収集不足が原因なのかもしれないけど。

それが昨年ぐらいから、ちらほらと日本での公演が度々催されているようだ。実は、今の同居人(=妻)との初デートは忘れもしない、1987/10/25の八幡東田高炉跡でのIMAライブだったのだ(昔だ)。そのヘビーメタルフリーポップハードコアアバンギャルドフュージョン(?)とでも言うべくサウンドには、笑ったり、わめいたり、怒ったり、泣いたり、ふざけてみたり、踊ったり、したものだった。サウンドが脳の中枢を直接刺激してくるので、その時の感情がストレートに現れる、そういう類の音楽だ。

そんな事もあって、思い入れが強いし、今回、この記事を見て、嬉しくなったという事もあり、何か書かなくちゃって思った。

記事では、即興、自由、プロセス(過程)、結果(完成形)等について書かれています。音楽と社会を結びつけた発言はとっても興味深いしなるほどと思わせる。確かに、音楽家なんだから、音で全部表現したらどうなのか?っていう批判は多分あるのだろうけど「音に興味を持ってもらう」ための最低限の発言ではないでしょうか?それにこのインタビューだって存在しない事になってしまう。

即興ってなんだろう?自由ってなんだろう?って改めて考えさせられる。
僕にとって即興とは与えられた制約の中で最大限に自由になって「行動する事」(芸術の世界では「表現する事」)なのかなとも思う。広い意味で言えば、譜面(=制約)のある音楽だって即興だし、もっと極端なことを言えば、生活そのものだって即興だと感じる今日この頃。そして、即興の積み重ね(=過程(プロセス))が結果(完成形)を作って(創って)いくのだとも思う。そういう意味で、「過程」を重要視している近藤さんの発言にはとても共感を感じます。「完成形」ももちろん重要だけれども、「過程」の薄っぺらい「完成形」にはそれだけの価値しかないという事だし、時間が経てばほころびも出やすいものだと感じます。

久しぶりにかっこいい近藤さんの生の音を聴いてみたい、って感じ始めました。
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2006/4/13

SYNAPSE at 横浜エアジン  LiveReport

SYNAPSE<加藤崇之さん(guitar,effect,etc.) と さがゆきさん(voice,effect,etc.) の即興音響空間系フリーインプロビゼーションユニット>の横浜エアジンでのライブを聴きに行った(出張で東京一泊だったので)。

 研ぎ澄まされた感性。
 時間空間と物理空間が浮遊する。
 妥協のない真摯なパフォーマンス。

ボイスのピッチシフトがとても印象的。ギターは普通のギターだけどどうも別のアナログコントローラーがあるみたい(実際にあるわけではないです)。

終演後、お客さんと話す。なんと、SYNAPSEを知るきっかけになったTBMレコードのプロデューサでもある藤井武さんも来られていて日本のジャズについて話す。ドラマーの大沼史朗さんやドイツからバリトンサックス/バスクラリネット奏者も来ている(最近英会話を習い始めた事もあって英語でコミュニケーション!)。他の常連とも思える人と福岡の話などで盛り上がる。すきっ腹でビールとジントニック2杯を飲んでいた事もあり若干ハイな気分。勢いで加藤崇之さん と さがゆきさんにもサイン(下の写真)を頂き、さがさんのファンにもなる(帽子が似合ってました)。まじで(少し本気)、福岡でSYNAPSEライブとさがさんの即興ワークショップが開催出来たらとても幸せな気もしてきた。
なお、集合写真もあります!

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2006/4/9

下流社会(新たな階層集団の出現)  読書

下流社会 新たな階層集団の出現 by 三浦展

階層の二極化が進んでいるという実感は確かにある。
正社員に就かないフリーターやニートが若者に増加しているという。
実際に身の回りにもそういう人たちは増えている気がする。
この本は、そういった日本の現状を様々な調査結果を元に事実を並べている。並べている。。。そう、並べている。
なので、残念ながら、筆者の主張が見えて来ない。後半わずか一割ぐらいでようやく、主張らしきものが述べられているに過ぎない。数字も意味がないとは言えないけど。。。

ただ、数少ない主張の中で「親の階層意識がそのまま子供にも引き継がれて行き階層の固定化を招く」事を危惧しているがそれは同感である。上流だとか下流だとかはどうでも良いのだけど「親の価値観が子供にも強要されてしまう」事は子供の人生の選択肢を制限してしまう事に繋がるため、出来る事ならば、避けた方が良い、と思う。

多様化する価値観の中で、お互いの価値観を認めた上で自分を主張する、というのが現代社会の中ではキーワードである気がしてならない(って書くと、お互いの価値観を認めないっていう価値観も存在する事を認めなければいけない事になって堂々回りになるんだけど。。。)。それを再認識すると言う意味ではこの本は示唆を与えたと言う意味で買って読んだ意味はあるのかな?とも思った。

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2006/4/6

春眠  

春眠の猫です。春が来ました。猫達もまったりしていました。

少し眠かったようでした。時間がとまるそんなひととき。
ここにはいつも女房と一緒に行く。約1時間半ぐらいの静かでまったりとした時間。行きつけの美容院でのツーショット。お馴染みの、ププ(グレーのしましま)とさくら(黒)。

日常、なにかしていないと気がすまないそんなあわただしさをここだけでは忘れることが出来る。
お互いの価値観を認め合う事の出来る美容師さんとの会話と猫たちの気まぐれな活動で癒される。

当日の写真集はこちら

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2006/4/5

あぁ、iPodが。。。  Electoronics/IT/Business

僕の愛機、iPodが。。。

電源投入時に、Appleマークは出るんだけど、そこからなーんにも変わらなくなっちゃいました。
また、iPod が「iTunes」や Mac のデスクトップに表示されない」状態にも。。。どうやら、「iPod ソフトウェアが損傷を受けている可能性があります」との事。
AppleのHPを見て対処をするが、1〜4まで実施して結局駄目で5の復元を実施!データは見事消え去りました。
※もしかすると、冷静になって4を対処していればうまくいったかもしれない。今、思えば、だが。

いちおう、使える様にはなったが、Mac本体(僕は数年前のiBook)の方に、音声ファイルを一部しか保存していなかったので、現在、CDから取込み中。でも、20GB入ってたから、とても一晩では復活しない。暫く取り込み作業の日々が続きそう。20GB入っている楽曲から、アルバム単位でシャッフルして聴いてたんだけど、とっても幸せだったのにねぇ。まー仕方ない、壊れたわけではなかったし、良しとしましょう。(密かに壊れて60GBに買い替えることも夢見たのも事実だが。。)

とゆーわけで、今日はやりたい事がやれず、ちょっと夜更かしモード。
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2006/4/3

呆けすとら DVD  CD/DVD(Music)-Report

3/21呆けすとらのバンマスの谷本さんから頂いた。
1/22のあの白熱のステージのDVDを観る。感動が蘇る。
うーん、自分で言うのもなんだが、観たいライブだ。なんてったって、楽しい。こんな風にステージングされてたんだぁっと改めて感慨にふける。とともに、こんな素晴らしいライブ空間を共有できた事を思い出すと時々涙が出そうになる。あ、それと会場のお客さんも映ってたけど、本当、老若男女って感じ。「ヘイ!ジュード」ではたくさんの人が控えめではあるけれど口ずさんでくれていた。本当に嬉しい。

当日、管楽器隊はやはり目立ってたし、当日もバッチリ聴いたので今日は当日気付かなかった事を書いてみます。
垣内美希さん/万華鏡樹里さん/岩城朋子さんの舞踏、ダンスの妖しさと華やかさ、山田ユカさんの全編にわたって活躍する艶やかなボーカルがとっても効果的(これは本番では気付かなかった)。
おっと忘れてはいけない、ミステリアスケイトさん。。笑いました。後半はいわつなおこさんの温もりのあるアコーディオンが良く聴こえる(ソロはないですけど)。

それと全く観る事の出来なかったオープニングも興味深い。"ドラムかん"のジャンベ合奏によるアフリカンネイティブに近いリズムに、うどのさんによる前衛的な絵画(絵の事は僕はさっぱり判りませんが。。)が不思議な調和をもたらす。

自分の演奏は、おおおおってところもあるし、あちゃーってところもある(特に本番中はどうだーーって思ってたソロが案外しょぼい(^_^;))。でも良い意味で、その時の自分らしさが表現出来ているのではないかと勝手に自負。また来年も呼んで欲しいな。健康である限り参加したい。>谷本さん
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2006/4/2

PSE法の迷走  Electoronics/IT/Business

 2/18にもこのblogで少し記事を書いた、PSE法が迷走しているみたいです。著名な方や、マスコミもあちらこちらで取り上げているようですが、なるべく、経済産業省の電気用品安全法のページだけを見てニュートラルな状態で意見を書いてみたいと思います。(とは言ったものの、結構色んな記事を読んでいるのも確かで多少の先入観はどうしても入ってしまいますね。)

電気用品安全法の概要から
 いきなり冒頭の目的で「電気用品の製造、輸入、販売等を規制するとともに、電気用品の安全性の確保につき・・・」とある。
 なるほど、規制するためなのね?だからこんな法律が出来ちゃうのね。
 なんのための規制なのかのな?その説明がないので、どうしても反感を持ってしまいます。ただ、「消費者の安全確保」を主たる目的にすればまだ良かったのにね!(それでも反感は持たれると思いますが)

特別承認制度について
 いわゆるビンテージについては、楽器を申請し登録が認められれば、PSEマークなしでも販売可能になったようです。んでもって、お役所がリストを作成したそうな。でも、そもそも多様化する価値観の中で、何がビンテージで何がビンテージでないかなんて一律に決められないのではないのかな?そこの認識が決定的に甘いと思います。さらに、ビンテージを認める事でじゃあ、そもそも法律の目的であった「安全確保」はどうなったんだ〜〜〜?って感じもします。じゃあ全部、申請しますっていう業界の論理が聴こえてきそう。要は、法律制定に至る議論がプア(poor)過ぎて、やっぱりこの法律って駄目じゃんって思います。

2/18の記事で気にしていた「ハモンドB3オルガン」の取り扱いですが、取り扱い業者で最も有名な、YSコーポレーションは、日本語HPの冒頭ページで、PSEマ−クをつけて販売する為の製造事業者の申請を既に済ませているとの事で、見事です!まあ、結局は、特別承認制度により、「ハモンドB3オルガン」がビンテージ扱いに適用され、PSEマーク無しでも販売することができるようになったそうです。ふむふむふむ。※ただし、リスト掲載漏れのオルガンはやっぱりあるらしい。
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