2005/4/9
Loose Community by 大友良英 CD/DVD(Music)-Report
大友良英(turntables,g)、Park Je Chun(per)、Mi Yeon(p)
Günter Müller(electronics,selected drums[1])、田中悠美子(futozao shamisen[2])、Sachiko M(sinewaves[1,2,4])
無機質でいてしかし有機的、この相反する概念がまるで結合したような演奏。はっきり言って今まで経験した事のない世界。大友良英が韓国の即興演奏家と繰り広げたセッションを納めたCD。静寂の世界と混沌の世界とが行き来し、ゆらゆらさまよう。感性を研ぎ澄ませてみると色んな情景が浮かんでくる。風の吹く野原、キャンバスに絵を書く画家、夏の静けさ、戦場に向かう前の戦士達、大地の唸り、僕が演奏している姿、嵐、嵐の後の不気味な静けさ、再び押し寄せてくる悪の手、クライマックスは混乱で幕を閉じ、そしてまさにこの音源を演奏している音楽家達。病み付きになりそうだ。
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無機質でいてしかし有機的、この相反する概念がまるで結合したような演奏。はっきり言って今まで経験した事のない世界。大友良英が韓国の即興演奏家と繰り広げたセッションを納めたCD。静寂の世界と混沌の世界とが行き来し、ゆらゆらさまよう。感性を研ぎ澄ませてみると色んな情景が浮かんでくる。風の吹く野原、キャンバスに絵を書く画家、夏の静けさ、戦場に向かう前の戦士達、大地の唸り、僕が演奏している姿、嵐、嵐の後の不気味な静けさ、再び押し寄せてくる悪の手、クライマックスは混乱で幕を閉じ、そしてまさにこの音源を演奏している音楽家達。病み付きになりそうだ。


