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2011/3/26

【原子力勉強】需要予測と供給計画はどうなってるんだろう?  Energy

個人的に、原子力発電は反対です。

何故かといわれると、やはり、小さい時に観た広島平和記念資料館の印象や、
東海村JCO臨界事故(Wikipedia)の被爆者の死という事実が、
僕の心の中に重くのしかかっているからだと思います。

そして、今回の事故。
人体への影響が最終的にどうなるのかは、諸説ありますが、
何よりも、20kmとか30kmの広範囲の住民の方々が避難する(もしくは自主避難推奨という)状況になったのは事実であり、やはり、あってはならない事だと思います。

一方で、上記はあくまで僕の感じ方であって、
「被曝して仮に癌になったとしてもそれも運命。受け入れる。また避難も仕方ない」という方もいるでしょう。
また、原発の「電気」に頼り、それが、僕たちの生活に便利さや、楽しさ、幸せなどをもたらせているのも事実だと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、今回やはり勉強する必要があるな、と思いました。
勉強したところで、原発反対の「感情」は変わらないとは思うのですが、
感情的な議論(人間なんで物事の判断に感情を理由にする事もあって良いと思いますが)だけでなく、
冷静に議論するための知識は持っておきたいと思いました。

時間がかかる作業になりそうですが、ノルマは設けず、出来る時に出来る量だけ進めていければ、と考えています。

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というわけで、今日は、「需要予測と供給計画はどうなってるんだろう?」という事について勉強しました。

経済産業省
平成22年度電力供給計画について
平成22年度電力供給計画について(PDF形式への直接リンク:374KB)

上記のような資料を見つけました!ちょうど1年前ぐらいの資料ですね。
H22年度、及び、今後10年間の電力需要/供給計画、電源構成などが書かれています。

【わかったこと】
・最大需要より多めの供給能力を確保している事(当たり前か?)。多めの分を「予備力」というようです。
・10年後の最大需要電力は0.4%の伸び率である事。
・電源構成では2009年度でも、原子力が29%、2019年度では、41%に増やす計画であると言う事。
・新エネルギーによる電力供給は、1.1%→1.6%と微増の予定である事。

【考察】
・2009年度の電力予備率が、26%なのに対し、原子力の割合は29%と、「おお!あくまで単純計算ですが、予備を全て稼働させた上で、約3%分の節電が出来れば、原子力を全て停止が可能」という事になるのかな?もちろん、今回は火力発電も被害を受けている事、日々の需要は増減している事、調査した数値は日本全体での試算であるという事、などから一概に今回のケースに適用可能とは言い切れません。
・一方、2019年度の電力予備率が、11%しかないのに対し、原子力は41%を予定しているため、現段階の予測通りの電力需要があるとすれば、原子力必須の計画となっている。

【個人的に考えた事】
・というわけで、現段階においては、原子力発電を全て停止する事は、(単純計算上は)節電が必須になりますね!
・また10年後について原子力を停止するには、もっと踏み込んだ節電、あるいは、電源構成の根本見直しが必要と言う事が判ります。
・個人的には、今すぐ原発停止は無理かもしれませんが(世論を2分していますし十分な節電の議論も出来ていないのが理由)、今後10年の間に代替エネルギー開発推進、及び、企業/国民生活の見直しなどを進めて、原発縮小の方向になれば嬉しいな、いや、すべき、と思っています。もちろん既存の原発の安全確保(使用済燃料の処理問題など)も最重要課題の一つでしょう。

【次回について*次回がいつになるかは未定】
・日本以外の国がどれくらい原子力発電に依存しているのかを調べてみようと思います。
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