我がふるさと福島県白河市には小峰城という小さなお城があります。
お城と言っても小さな三重櫓ですが。
小さい頃、友達と遊びにいった石垣の上の城山公園は
いまだに震災で崩れたまま立ち入り禁止。
昔の堂々とした石垣の城壁跡を思い出すと切なくなります。
早く復活されることを願っています。
今年のNHK大河ドラマ“八重の桜”。舞台が会津若松とあって福島県は大いに盛り上がっています。
私は会津若松で生まれたのでとても親近感があるし、何年も離れて暮らしていますが、地元を舞台にドラマが作られて密かに私も盛り上がっています(笑)
ありがとない♪
八重の桜の時代背景は幕末の日本の変動期。
小峰城は戊辰戦争の時、奥州に攻め入る新政府軍と奥羽列藩軍が衝突した白河口の戦いの舞台です。
今は本当にのどかな田舎の町で
そんな内戦が日本にあったことも想像できませんが。
戦いの後、白河の人たちは、敵味方関係なく戦死した方々を手厚く葬り、
今尚、供養を欠かしていないそうです。
今も市内には戊辰戦争の慰霊碑がたくさんあります。
激動の歴史をくぐり抜けた先人があってこその今の平和な日本があるって
ありがたいことです。
八重の人物像は芯の通った強い会津女。
うちの祖母も母もそうですが、会津の女は本当に強い(笑)
でも、まわりの人々にとてもあたたかくもあります。
私にも半分ですが、強くてあたたかい会津の血が流れていることを
誇りに思う、今日このごろなのでした。
友規子