新しく「ビューティー」というカテゴリを作りました。
おフランス語では「ボーテ」。。。
まず最初のビューティーなお話は
「夢のバナナローション」
ちょっと前に知人から「バナナローション」の作り方を聞きましたので作ってみました。その知人の話によると、バナナローション誕生秘話があるそうな。。。
。。。いつかはわかりませんが、あるところにとても貧乏な女性がいました。彼女は化粧品を買う余裕がなかったので、衰え行くお肌をどうしたものかと考えていたところ、一本の腐りかけのバナナを見つけ、そのバナナを焼いてエキスを抽出し焼酎と混ぜてローションを作り、荒れたお肌に塗ったところ、お肌にハリがよみがえり、シミが消え、キメ細やかな若く美しい肌になったそうです。今では実年齢よりもずっと若々しく見え、美しくシアワセに暮らしているそうな。めでたしめでたし。。。
。。。貧乏なのに、バナナ、腐るまで置いといたのか?なんで食べなかったんだ?
そ〜んな話を聞いちゃったので、私も早速バナナローションを作ってみました。
材料:バナナ1本、20度の焼酎1本(下写真のようなワンカップサイズ。)
まず、バナナを腐る寸前まで放置します。バナナは南国の果物なので、冷蔵庫に入れるのはNGです。黒い斑点が出てきて、やがて↓こんなふうになります。あまり待ってられない人は、スーパーの見切り品コーナーに行ってなるべく黒いバナナを買ってきましょう。
アルミホイルでバナナが入るくらいのお皿を作ってバナナをのせ、バナナの表面に竹串で数箇所穴をあけておきます。それをトースターなどで20〜30分焼きます。お部屋が甘〜いバナナの香りでいっぱいになります。焼いている最中はなるべく放置しないで、様子を見ていたほうが良いです。
バナナが熱で膨張し、ジュワジュワ〜っと透明なエキスが出てきます。多少焦げても大丈夫ですが、焦げすぎるとアルミホイルにこびりついて抽出できなくなるので、適宜数回トースターから出して別の器に集めておきます。
ほ〜ら、まるで美容液みたいです。ちょっとなめてみたところ、期待していたほど甘くなく、うっすら甘くてほんのり青い味がしました。放置すると固まってくるので、すぐに焼酎を適量加えてのばしておきます。バナナがへこたれてきて、エキスが出なさそうになったら終わりです。残りの焼酎を混ぜて3日くらい落ち着かせれば出来上がり。
ある人の話では一週間で使いきる方が良いということですが、焼酎ですから冷蔵庫に入れておけばしばらくOKです。梅酒なんて10年20年大丈夫だもんねぇ。
バナナには下記のような成分が含まれているとのことです。参考まで。
☆ビタミンA
最近注目のビタミンA。皮膚の新陳代謝を活性化させる。老化防止。
☆ビタミンB群
皮膚をなめらかに整える。
☆ビタミンC
コラーゲン生成を助ける。シミ予防。
☆食物繊維
肌に塗布すると、炎症毒物などの除去効果、紫外線や細菌などの侵入から肌を守る。
☆セレン
炎症などをおさえ、正常で健康な皮膚に改善する効果がある。
☆セトロニン
バナナの実に含まれている。肌の新陳代謝を活発にする。(「セロトニン」とは違うらしい。)
☆ドーパミン
バナナの皮に含まれている。むくみを取り肌の新陳代謝を活発にする。
☆サルソリノール
バナナの実に含まれている。ドーパミンの働きを助ける。
☆ノルアドレナリン
実に含まれる神経ホルモンの一種。冷え症の改善薬に使われる。末梢血管の血流改善効果が高い物質。
☆グルタチオン
抗酸化成分の一種、メラニン細胞生成過程を阻害する働きがある。
☆亜鉛
湿疹に効く。皮膚を滑らかにする。
。。。ス、スバラスィ〜!ほぼ毎日当たり前のようにバナナを食べてますが、こんなステキな果物とは思ってもみませんでした。上記の物質から期待できることは、しみが消える・しわが消える・肌の老化防止 。。。ですね。
ちなみに下痢になったらバナナを食べると止まります。どっかの島に行った時、モンキーバナナを1房食べたら次の日にはケロっと治ってました。
バナナローション、早速使っていますが、ものすごくしっとりする感じです。今の季節は湿度が高いので良くわかりませんが、乾燥する冬がちょっと楽しみになってきました。実験実験!
これでアタシも若く美しくシアワセに暮らすのダ!ウシシ。。。

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