2013/4/10

【閃光スクランブル】の加藤シゲアキ『納得いくまで書き、晴らす』  新素

 ■アイドル 創造の覚悟

プレーヤーとクリエーター。両立することで互いの仕事のバランスがうまくとれています』。
こう話す【NEWS】のメンバー、加藤シゲアキが作家として2作目の小説【閃光スクランブル】を発表した。

 大阪府出身。
16歳で【NEWS】メンバーとしてCDデビュー。
昨年、小説【ピンクとグレー】で作家デビューを果たした。
大学時代に文章を書く面白さに目覚め、『今は明け方まで書くことが多い』という。

 【ピンクとグレー】はフィクションだが、『無意識に幼い頃の記憶が投影されているかもしれませんね』と語る。
例えば大阪で暮らしていた頃、同じマンションに複数の同級生が暮らし、映画【スタンド・バイ・ミー】を彷彿(ほうふつ)とさせる幼年時代を送ったこと。
もう、さすがに大阪弁は忘れましたが』と苦笑した。

 『2作目のプレッシャー? 書くことが楽しくて苦になりませんから』。
1作目の批評を冷静に分析しながら次作の構想を練った。
【閃光−】では書き出しのスピード感を意識したという。
1作目で指摘された“前半の読みづらさ”を克服するためです

 前作と違うジャンル、前作を超えるスケール感を−という意気込みを感じさせつつ、ステージに立つ者にしか分からない苦悩−が、大きな柱の一つとして描かれている点は前作と共通する。
【なぜアイドルが書くのか?】という疑問に対する、『作家としての覚悟』をそこに感じる。

 舞台上でのプレーヤーは一瞬の表現が勝負。
失敗することも多い』と明かす。
この不完全燃焼の思いを、作家というクリエーターなら、『納得いくまで文章で書き、晴らすことができるんです』。
両立させていく決意は固い。(角川書店 1300円)

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タグ: NEWS



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