バンコクに住んで日常、目にしたり体験したこの国の音楽事情/情報の覚え書きです。
ルークトゥンからT-Popsまで幅広く。
但し、守備範囲は私個人の好みに合わせますので、アシカラズ。
2005/12/31
我が家のメーオです。mii iik 2 tua na!!
わぁ〜、今日一日で2005年も終わりダー!
この1年は長かったなぁ。。。
ホント、いろんな事があった様な。。
タイの音楽、ホント沢山聴いたよな。。
この『音楽日記』も10ヶ月続いているよ。
まぁ、適当なこと書いているから、続いているんだしょう。
いや、この国の音楽が素敵だから、続いているでしょう。
いや、少数であっても読んで頂いている皆さんが居られるから、続いているんでしょう。
来年は更に深入りした内容にして行きたいです。
反省もあります。
取り上げなくてはと思いつつ、放置してしまったアーティストの多い事!
それとタイ文字情報を、もっと読まなくては。。。
とか言ってますが、集中力の低下はいかんともし難い。
やはり気を適当に抜きながらやるしか出来ないお脳なんで。。
とか言ってますが、止められないでしょう。きっと。。
2006年は更に更に。。。
多分、現代モーラムにのめり込んで行きそうな気配が。。。
皆様、更なるご愛顧の程をヨロシクお願い致します。
Sawadii Pii Mai Kapom!
Countdown Concert の様子を1日に記事にして、その後は、こちらのサーバーのメンテもあることだし、チョット休憩になるかも。。です。

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2005/12/29
3目並べでPanadaの勝ち!
3人のお姉さま方のそれぞれの新譜を聞いて、何を思うか。。。
では、マーシャーから。
既に知られるようにこのアルバムは、アルバム『スリープレス・ストーリー』でのマーシャーの『ミ・ラップ・ミ・ノーン』の出来の良さに関係者一同、それでは単独CDもやっちゃいましょう!という事からの成果物。確かに件の曲は以前のマーシャーの一連の歌からすると、チョット異質な造りでではありましたが、結果は非常に良く私も去年のベスト10にも入れたくらいです。『スリープレス・・』のプロドューサー/作曲家であるヌン・ナロンウィット氏とマーシャーは更なる成果を求めたわけです。。。
過去のマーシャーの楽曲からすると、随分晴れやかな曲調が用意されて、それに応えるかのようにマーシャーは調子を合わせています。コレまでのマーシャーの歌といえば、やや暗めなタッチのメロディー・ラインを彼女一流の歌唱スタイルでこなしてきていて、なんと言うか初めややとっつき難く、しかし、暫くするともうその歌の持つ世界にはまってしまって抜け出れなくなるという様なモノでした。売れ線ポップスとそうじゃないのとの間の少し微妙な所に位置していたのですが、今度のは違います。売れ線一直線!メジャーな空気満載!なので、以前からのマーシャー・ファンにしてみると違和感も感じる所でしょう。暫くコレばっか聞いていると直ぐ慣れちゃうでしょうが。。。出来は決して悪いものではありません。
次は、カットです。
万能型カット姫。アップ良し!勿論ダンス良し!バラード良し!そしてスタイル良し!お顔立ちも良し!といい事ずくめ。こういうカットのような素材を取り扱うのって、逆に難しいのではないでしょうかねぇ。。。その全体のバランスがもう少し崩れていて、それを修正せんとトライ&カットする=テクニック/ギミックを持ち込むことによって、その素材との間に生まれる、独特の匂い。と、そんなモノはこのカットには必要ないと。。なんか結果的に損しているように思えて仕方ないです。
英語タイトル曲がえーと。。『Burn』『Baby I Miss You』『Oh Baby』『I Think』『Move Ya Body』『Lucky Girl』と11曲中6曲あります。初めコレを見た時、「エッ!カットもインターナショナル路線を走り始めたのか?」とも思いましたが。。。うーん、ややそんな気もあるのかもしれないですね。
会社のイチオシ曲はナンだったけ?『I Think』?『Burn』?それとも。。なんだか、このやや迷いがあるようなプロモーション、ランナーの『インディー・ピー・ラガー』の時を見るようで、気持ちが落ち付かないです。で、ヒット傾向にあるのは結局スロー・バラード!という事に落ち着くなら、『I Think』はどうなんだろう?市場では既にオリジナルの韓国姫、ビョルのバージョンが浸透済みなのだから。。。うーん、もう少し見て行きましょう。
最後は、歌姫パナッダー。
パナッダーのコレはもう何枚目になるんだろうか。。。こうしてまた彼女の新譜が世に出てくるという事は凄い事だと思います。売れなきゃ、ポイッ!のこの世界で、決してバカ売れなんかずっとしてきて居ないというのに。。
会社としては、このようなアーティスト性が高いスィンリピンという扱いで、そこらに転がされて行くようなのとは別のモノとちゃんと捉えていることなんでしょうか?だとしたら、ロースなんかも安心出来るんだけどネ555。
しかし、このアルバム。低予算制作ですね。プロドュースされたという形跡が極めて低いです。もう、全面的にパナッダーの歌唱に寄りかかっただけのもの。そして、昨今のR&Bっぽい造りとか、売れ線メジャー路線的匂いゼロです。昔ながらの、まったりタイ・ポップス。プロモ中の『คนเลวที่รักเธอ』=コン・ラオ・ティー・ラック・ター これなんか昔のボー・スニターの歌にあったような感じの曲。って位で、悪く言えば古臭い曲調。が、が、今回ここで取り上げた3姫の中でこの曲が一番ヒットするんじゃ?と睨んでいます。うふふ。。。
このアルバムの最後に『No.1 Lady』という曲がありまして、ミディアム・スローな曲なんですが、この曲だけ当CDの中では異色な出来となっています。どんな?ハイ、R&Bです。ラップ付です。いいです。とても。こんな風に出来上がる事、分かっているのに何で全面的にこの造りででまとめなかったのか。。。本人が駄目と言ったか、会社側が駄目と言ったか。。。どちらかな?

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