ナルコユリとホウチャクソウの見分けについて。
あいにくうちのあたりにはナルコユリは見当たらないので、アマドコロとホウチャクソウをサンプル採集して比べてみました!
ちなみに、アマドコロとナルコユリの違いは、茎が角ばってるか、丸いか、で見分けるそうです。

写真の赤茎がアマドコロ。下の緑色はホウチャクソウ。
鞘状になってる葉の付き方が違いますね。
伸びたものを剥いて中を見ると、蕾の付き方が違います。ホウチャクソウは二股、または多いと、二股×二股。アマドコロとナルコユリは、茎の葉の付け根に複数。
匂いですが、両方とも似たような匂い。なんだろう、例えが思いつかない。ホウチャクソウのほうが匂いが強いです。
味は、なめてみただけですが、両方ぬめっと感。アマドコロやや甘し。
ググって調べてたら、ホウチャクソウは毒は知ってましたが、イヌサフラン科だとかで、納得!
しかも、チゴユリ属のため、チゴユリと自然交雑するとホウチャクチゴユリと呼ばれるそうで、我が家の庭はもしかするとホウチャクチゴユリかもしれない!
食べれるアマドコロも、新芽はOKでも実(み)は毒だそうで。
奥が深いです。
もう一つ似ているユキザサは、すでに花が咲いてて、新芽の状態の個体がないので写真はありませんが、やはり芽のあたりや葉に柔らかな産毛があり、質感が違います。
まずホウチャクソウ。

これはアマドコロ。

ちなみに、スズラン。
これは有毒なので気をつけてくださいね。


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