いきなり、ヒロが紅茶のシフォンケーキを作りたいと言う。
どういう風の吹き回し?とも思ったが、お菓子作りに目覚めたか?
手持ちの料理本にシフォンケーキが載ってるはず。えっと、あれあれ、「フードプロセッサーでお菓子革命2」に載ってなかったか?と本を探すけどない。あの本は、前にも一度無くなって、中古で買い直したんだけど、また見当たらない。縁が薄い本なのか?
仕方ないので、他の本を探して正統派のレシピを見つけ、ヒロに渡す。
さすがにヒロも高校生。本を見ながら作れるので、私はそばにいるだけでいいから楽。
紅茶のシフォンケーキなので、紅茶の葉をミルで挽いてやると、ヒロは「モリちゃんと作った時は紅茶液を作って入れたよ」と言う。モリちゃんとは、クラスメートの男子。類友だな。
メレンゲを3〜4回ほどに分けて生地に混ぜる時は、手早く、全体的に底から混ぜて、と急かしてオーブンの中に。焼き上がってから、ワインの瓶に逆さに挿して冷まして。

冷めてからソッと型から外すと、オッと残念、オーブンに入れる時についつい急かして空気抜きを省略しちゃったから、底の方にちょっと空洞ができちゃった。でもそれ以外はバッチリの出来じゃん。
お菓子の空き箱に入れ、蓋ができないので、乾燥しないように、そのままスーパーの袋に入れておいておきました。
が、その後ふと気づけば、パパが無造作に置いた柿の袋に半分押しつぶされてるではないですか!え〜、信じられない!なんでそんなとこ置くかなあ。
柿をどかしてそのまま置いておいたら、なんと、1時間後、つぶれたシフォンケーキが復元してる!!恐るべしシフォンケーキ。
夕食後、本日のデザートとして美味しく食べました。ただし生クリームは、ヒロが泡立てすぎてちょっと堅くなっちゃいましたが‥‥。

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