私のラーメンの原点は「出前一丁」。
小学校の頃、食べたラーメンと言えば出前一丁ばかりであった。土日の学校の休みの日といえば、出前一丁のラーメンライス。テレビで吉本を見ながら食べたっけ。
あの頃、「チキンラーメン」もあったけど、丼に入れて生卵を乗っけてお湯を注ぐだけ、というのが、どうも生卵嫌いな私には合わなかったのだ。
大きくなるにつれ、発売されるインスタントラーメンの種類はどんどん増え、気づいたら「出前一丁」はどこにも見当たらなくなってたのでした。
それが、4月初め、敦賀の実家に帰ったら、台所にごろんと「出前一丁」の5袋入りが転がってるじゃないですか。
おかんに「うわ〜、懐かし!どうしたん?」って聞いたら、たまたまHW堂に行ったらあったから買ってきたと言う。いつも長野のスーパーのラーメン売り場で探しても見当たらなかったので、長野に帰る時にもらって行こうと思いつつ、持ち帰るのを忘れたのでした。
それからしばらくしたある日、真田のSEIYUに寄ったら、なんと「出前一丁」が山積みしてある!!おおっ、と喜んで「なんだ、やっぱり長野でも売ってるんだ」と5袋入りをひとつ購入。早速食べた懐かしの味は‥‥‥やっぱり子供の頃の美化された思い出の味には勝てませんでした。でも、なんだか嬉しい。
そして先日、実家の母から「出前一丁を売り場にあるだけ買ってきたよ。送るね」との電話。箱からは5袋入りが計5つ。ちょっとこんなにあると気持ちが退けるなあ‥‥。
で、今日。真田のSEIYUに立ち寄ったので、そういえば‥‥とラーメン売り場をチェック。
そしたら、出前一丁がない。ひとつもない。やっぱり長野ではあまり売ってないのか‥‥??

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