
無謀にも産前休暇を利用して遊びにきた私の妹夫婦。手にしてるのは、パックリと割れたラジコン戦闘機(発泡スチロール製)の悲しい姿。
妹の旦那のキド君がせっかく組み立てて飛ばして遊ぼうと思って持ってきたのに、初飛行3本目でこんな残骸に‥‥‥。
初飛行は、やや離陸位置が逸れてしまったものの、無事に滑走して飛び立ち、鮮やかに行く手の電信柱を縦に躱して避け、白樺の枝にぶつかって不時着。
2本目は、滑走したものの、地面が坂になっていたため、やはり大きく目標を逸れたので、離陸中止。そしたら坂になっている道路に出てしまい、そのまま坂道を下って行ってしまって笑えた。考えれば、ラジコン飛行機にブレーキはついてないのだった。
いよいよ3本目。滑走させて離陸するのは、地理的に難しいという判断から、パパが機体を支え持って飛ばそうと言う事になった。唸りを上げるモータ−。パパがエイッと投げつけた瞬間、機体は加速度的に地面に向かって激突!機種がパッカ〜と割れてしまった。あまりに絵に描いたような光景に、キド君には悪いけど、笑いが止まらなくって苦しかった〜。ああ、何故パパ、飛行機を投げつける!?本人は、そうっと飛ばそうと投げたらしいけど、ラジコン操作者との息が合わなかったのだろうなあ‥‥。
そして4本目。それでやめておけば、傷は浅かっただろうに、製作者のキド君は動揺したのだろうか、ダメ押しの4本目を決意。機首が折れてなくなった状態で(そりゃあ飛ばんだろう)、自らの手で飛行機を投げて、ラジコン操作の甲斐無く、やはり墜落。ヤケになってたかな‥‥‥。
ああ、思い出しても笑える。通りがかって見てたおばあちゃんも、笑いをこらえてたもん。
何とか、発泡スチロールの機体を修復して、復活して欲しい。

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