
久々の快晴!抜けるような青空。近所のS氏から「根子岳から米子瀑布まで行くけど、一緒にどう?」という急なお誘い。電話が8時過ぎにあって、集合は9時ですから‥‥。
以前から行きたいと思っていたルート。でも米子瀑布から須坂市内へは公共の交通機関がなく、根子岳から米子瀑布に行ったら往復しなければならないハードな行程(1日がかり)で躊躇していただけに、今回は米子でピックアップしてくれる人がいるとのことで、一緒に歩かせてもらうことになりました。中高年のにわか登山隊、総勢7名の出来上がりです。
まず根子岳を避難小屋まで登り(通常約1時間)、避難小屋の分岐点から米子瀑布方面へ曲がると、そこからは未知の世界。林の中の熊笹をかき分けてザレ岩へ着くと、四阿火山の爆裂火口痕から米子瀑布へと素晴らしい紅葉の錦絵が広がり最高でした。

おまけにカモシカとも対面。ちょっと雲がかかってき始めたのが残念でした。
ここからは米子瀑布に向かって下り一方となります。つづら折りの登山道がダケカンバの林を通り、次第に様々な種類の樹が混じり始め、熊笹に混じってネマガリタケもちらほら。

来年はここへネマガリを採りに来ようなんて気勢を上げつつ歩いていると、登山道の真ん中にすごい置き土産が!!
それまでも何回かタヌキの糞らしき物がありましたが、これはでかい!う〜ん、人間のより大きいかも。おまけに血便?と思うような赤色で、ナナカマドの実のようでした。どうやら熊の糞!?みんなラジオを出したり、木の枝を拾ったりそそくさ。歩きながら後ろを振り返ったりしちゃいました。
途中、米子の滝の水源かと思われる湧き水があり、渓流を何度も細い橋で渡って下って行って、米子瀑布に到着。米子に来るといつも眺めるあの奥の山から来たんだなあと感嘆。最高でした。
ザレ岩の下のダケカンバ林のあたりは紅葉が美しかったのですが、米子瀑布のあたりはまだ青みが残っており、来週にかけてが紅葉の見頃でしょうね。混むだろうなあ‥‥。

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