先週の金曜日仮通夜〜土曜日通夜〜昨日告別式と続いた
ウチの婆ちゃんのお葬式が無事終了した。
お蔭さまで在所の人たちや親戚縁者の方々にたくさんお越し頂きました。
感謝でございます。
ウチの従兄弟&従姉妹は全員とっても仲が良いので、
何年かに一度しか会わなくても冠婚葬祭には一致団結して立ち向かう。
これはホントに素晴らしいことだと思っている。
今回は、お婆ちゃんが大往生だったこともあり、笑いのたえないお葬式だった。
そんな中でもウルウルときた場面が2つ。。。
一つ目は、告別式最後の喪主挨拶で従弟がいったワンフレーズ、、、
若い頃は、野良仕事に家事に子育てに追われていた祖母ですが、
晩年は大正琴の手習いを受け、オシャレが大好きでお喋りが大好きで
誰からも好かれ人生を謳歌しておりました。
そんな彼女にとって2つだけ悲しい出来ゴトがありました。。。
それは、22年前に隆ちゃん(末息子)を亡くしたこと、
そしてもう一つは3年前にウチの親父(長男)を亡くしたことです。。。
そうなのである逆縁なのである。
子供が親より先に亡くなることは親、ましてや産んだ母親にとっては
断腸の想いだったであろう。3年前に跡取りをなくした際には、
認知症が進むなかでも亡骸のそばで「私が代わってやりたかった。。。」と泣いたそうだ。
なんとも切ない話しだ。
二つ目は、今は亡き婆ちゃんの部屋に入って上の写真が壁に飾ってあるのを見たとき。
婆ちゃんは孫たちの写真をたくさん自室の壁に飾っていたのだが、
これは、今から15年前にウチの家族と婆ちゃんで愛宕山に登った時の
山頂での記念フォトだ。長年両足ヒザにリューマチを患っていた婆ちゃんが
76歳という高齢でトライした山登りだった。
すれ違う人々がみんな「頑張れ!」「ガンバレー」と激励してくれるので、
婆ちゃんはヘコたれることなく上りも下りも乗り切った。。。
当時はカミさんと「まさにド根性の百姓女!」と感心していたものだ(笑。
その当時はこんなに元気だったのに、、、80歳すぎで自宅で転んで足を折ってから、
寝たきりになり認知症が序々に進んでしまった。
でも、私たち孫の瞼の中にはいつも元気で話好きでオシャレな婆ちゃんがいる。
明晩の初七日から毎週のお逮夜を経て満中陰を終えたならば、
天国で爺ちゃんや息子2人と再会することが出来るだろうか、、、合掌。。。

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