新聞に秋山にある「かなやま金山博物館」の話題が載って
いたので、遊びに行ってきた。
「あなた誰?」と聞かれ、新聞に載っていたので博物館を
見に東京から来ました。と答えると、資料館の鍵を開けて
くれた。地主の星野さんが村おこしで個人的に2年ほど前
から始めたらしい。
金山はおよそ600年の歴史があるそうだ。山梨の多くの
金山もそうだが、武田信玄の時代にそのピークを迎え、江
戸中期まで掘られていたようだ。
金鉱石や、臼がいっぱい並べてあった。
黄鉄鉱も取れるらしい。
地図。これを見ると金山峠というより、高柄山南東面にメイン
テラスがあるようだ。3km程度の広い範囲に分布している。
星野さんの子供の頃は坑道に入れたり、実際に山に家を建て
て掘っていた人もいたらしい。さすがに今は危険で入れない
そうだ。残念。
地質図にあてはめてみた。断層が入り組んだ地形だが、
一般的な中新世代の非アルカリ苦鉄質火山岩。
隣に囲炉裏小屋があり、来月は婚活パーティ?もやるそうだ。
さらに、村中に相田みつをのこんな詩のモニュメント建ててい
るそうだ。ユニーク。
お土産には、もぎたてのゆずまで頂いてしまった。
次回行く時は、砂金掘りでもしてみよう。
ここに行かれる方は事前に連絡を入れ、確認した方が良い
かもしれません。
NPO法人やまぶきの里:0554-56-2319