荒法師なBLog

実家の近所のほとんど趣味でやっているのであろう「天文屋」さんを、久々に覗いてみたところ、なんとこないだ紹介したドイツ製フィルターが数枚置いてあるではないか？金星の日面通過もあるし、黒点も観測できる。価格も価格だし、「まぁいいか」といまさら衝動買いしてしまった。

さっそく空き缶をドリルとジグソーとグラインダーを使い、最後に艶消し黒で塗装し、枠を作成し、うまいこと望遠鏡のフードにはめ込んだ。

取れた写真がこちら。ちょっと露出不足にも見えるが、このぐらいが一番黒点がよくみえる。８ｃｍ足らずの望遠鏡でちゃんと半暗部まで見える。NDフィルターと異なり色が青くみえる。恐らく黒点を強調するため、かなりナローバンドな特性なのであろう。まるでモノクロ写真のようだ。とりあえず目的は達成、満足。自分のことながら、結構こだわる性格なようだ。

※高橋FC76＋ケンコーテレプラスX１．５、ニコンD40　1/500


※黒点部分をトリミング

ココ立川は薄曇りで、最初から最後まで観測できた。
しかし、ピント合う位置が左縁と右縁で異なり、写真は
ぶれたように見える。メガネも部分日食の時に買った
ビクセン製は大違い。やはりちゃんとした高価な眼鏡は
解像度がいい。正直、これは「フィルター命だなー」と感じた。
次回は（次回があるのか？）こんなのを買ってみようと思う。
まぁ、充分楽しめたので、お天道様に感謝です。

C19XRを上げたので７Oでトビチェックしてみた。
１４と２８MのRTTYは聞かなかったので、やむなし。
７MのSSBと10MのRTTYは聞いたけどできなかった。
３．５Mは裏表共、拍子抜けするほど、簡単にできた。
1.8Mは聞いた時間にはJAは呼んでいたが入感なし。
C19XRはセパレート改造の悪影響も無視できる
範囲で、まずまず合格と言えそうだ。対して７Mは
NB42Xでは（３エレクラスはないと）キツイようだ。

結果、最後のRTTYの追い上げでランキング。亜州
８１位に入った。意外なのは上位に亜州ロシアは
ともかく、HSが多いこと。こんなにいたんだ。
もう少しコンテストでも出来て良さそうなものだけど。

アンテナ（C19XR）が２５ｋｇもあると、上に滑車を付け、
下でロープを引っ張って貰って上げようとしても、全然
上がらないことが判明。今回こんな感じでアンテナを
持ち上げた。


パワーウィンチは近くのDIYで１３００円で売っていた２．５ｍ
長さのモノ。ロープでウィンチをしっかりとタワーに固定し、
１本ワイアに変え、予めロープに２ｍ毎に作っておいた輪っか
に引っ掛けてウィンチで引っ張る。一番手元まで来たら、別に
タワーにくくり付けておいたカラビナに輪っかを引っ掛け、
ウインチのカラビナを外し、さらに上の輪っかに引っ掛け引っ
張る。これをアンテナが目的位置に上がるまで繰り返す。

この方法なら、例え一人でも重いアンテナを持ち上げることが
できる。JE1CKA熊谷さんから教えて頂きました。
ありがとうございました。

シャックにあるPCモニタ用のアナログTVチューナーがデジタル化
に伴い使えなくなったので使っていないデジタルチューナーを貰
い受け、ミキサーにつないでTVも鑑賞できるようにした。

ところが、強烈なアンプIが入るようになった。そこでUHF側
の入力を１４Mで送信しながら見てみると。。



やっぱり流れている。そこで、ちまたでは最強？と言われる
K1JR巻きフィルターを挿入すると、



アンテナ直下のせいか、かなりしつこい。では、特大バーアンテナ
２２回巻と取り替えてみると、



意外なことに巻き数が効いたのかコチラのほうが特性は
良い。が、やはり不十分。では、最後は合わせ技で、



問題ない程度まで、回り込みが抑えられた。ただ、
ちょっとケーブルを振るだけで値が大きく変化する。
やはりコモン電流は、野外で一旦停めておいたほう
が確実なように思われた。



今回活躍のフィルター一式。

ツィッターの太陽の撮影例を見て気になってはいたのだが、
今日、本屋に行った所、こんなのがあって、ついつい購入し
てみた。



目的はこれ。



A5大の簡易減光フィルタが付属している。といっても￥１０００
足らずの本のおまけ。昔のセルロイド製の黒下敷きのようなもの
だが、もう少し厚さがある。表面に細かな傷がいっぱいあり、
とても１万以上するNDフィルタにかなうはずなどないが、黒点映
る解像度は必要なく、どうせワッカさえ？写ればいいので、そこ
は割り切り作ってみることにした。

高橋の望遠鏡キャップは太陽観測用の小穴があり、そこに裏側
から簡易テープで貼りつけた。それでも前から見ると、いかにも
それっぽい。



残りで、眼視用メガネを３つ作り、おしまい。
後は天気が晴れるのを待つばかり。

ALL JAはお疲れさまでした。

今回は、TA-351をForce12のC19XR（セパレート同軸改造）に変え、
MircoHamの２＊６Switterをアンテナ直下に付け、事前準備をした
のですが、ハードに頭と体力がついていかずに、昨年並みの平凡
な局数で収まりました。どうも１５００の壁があり、そこをなかなか
突き抜けることができません。

PCがWPX辺りから調子が悪くなり、騙し騙しで使っていたのです
が、とうとう起動もできない状態となり、最後は久々に手書き
ログでコンテストを終了しました。

最近のPCの部品（特にメモリ）は安いですね。PCデボに行くと、
COREi3 2100+マザー+４Gメモリで￥18500ーのセットで売られて
いたので、衝動買いして中身をそっくり入れ替えました。

スピードもちょっと上がりFBです。ただ、DVD用にはシリアルATA
端子しかなく今のが使えなくなってしまいました。こちらも
ネットで2000円でソニー製を見つけましたので注文しています。
トータル2万円ちょっとの出費で揃うのですからいい時代になった
ものです。

前置きが長くなりました。結果です。

＜結果＞

　バンド　　交信局数　　得点　　マルチ
3.5 MHz 291 286 45
7 MHz 553 545 56
14 MHz 117 116 42
21 MHz 107 106 34
28 MHz 83 82 22
50 MHz 270 268 24
合　計 1421 1403 × 223 ＝ 312869



ローバンド用のIC780も受信時にスケルチが入ったように感度不良
（接触不良）を起こすようになり、ローバンドのCWが聞き取れ難く
なってしまいました。
ICOMに修理に出した所、既に該当部品がなく、修理不能で返ってき
ました。
そろそろお蔵入りのようです。あるいは、2個一目指して中古機を
もう一台手に入れるか。。。いずれにしろ又いろいろと出費が、
かかりそうです。