今まで、リグとリニアのチューナーを入れっぱなしに
して、だましながらSO2Rをやっていたが、756Pro2から
756Pro3に変えたところ、いきなり初段がふっとんでし
まった。Pro3は感度が高い分、耐性は劣るようだ。
円高も進んだのでバンドパスフィルターを購入する
ことにした。5B4AGN(W3LPL)タイプは確かに一番よさ
そうだが、まじめに6バンド揃えるととても高い。
ICE419Bは安いが、ちょっと心もとない。間を取り、
Dunestar600を2台購入することにした。当然オート化
したいのでN7EA Ronに問い合わせた所、W9XT Garyが、
BCD-10というバンドデコーダー基盤を扱っているという。
米国内送料+基盤代でいっしょに送ってくれると言う。
Greyに直接問い合わせたら、基盤だけなのでわずか$5.5
で直接日本まで送れると言う。Ronには丁重にお断りを
入れ、それぞれ2台づつ購入することにした。
BCD-10は、BCD(2進コード)を読み取り、10系統の12V
(24V)リレー用電源を制御する基盤で、MK2R+のアクセサリ
ー端子から取り出し制御することにした。八重洲やK3なら
BCDは直接リグから取ることができる。ケースは使わなくな
ったRS232C切り替え機を流用することにした。非常にシン
プルな基盤で信頼性が高い、なんといっても2台購入し送料
込みで$57.9とリーズナブルだ。JAではあまり使われていな
い様だが、もっと紹介されてもよいのではないか?
例えば、相模エンジニアリングのアンテナ切り替え機等に
内蔵して、オート化するなんていうアイデアもおもしろい
のではないか?

*BCD-10を使用したバンドデコーダ
Dunestar600はネガティブキーイングにジャンパー変更する。