心爽やかに茶道の心得
6:00〜10:00
甲斐市 網蔵茶道教室
いや〜、朝早かったです。前夜、仕事が終わったのが遅くって、3時間も寝れませんでした。何時に起きようか迷っている内に寝入ってちゃって、目覚めたら5時。ぶっ飛びました。だって、5:40に和服を着て集合なんですもん。着物はあきらめ、浴衣にして何とか間に合いました。先生が浴衣でも良いということでしたが、先生方は当然着物。ちょっと失礼だったかな。
さて研修は、濃茶と薄茶のお手前と懐石料理でした。茶道というのは日本独自の文化ですよね。皆さんのお好きな武士道には欠かせないものですよ。
お茶の作法で面白かったのは、亭主と客との対話の中で、茶葉や茶器、道具についてのやり取り、窯元や制作者を訪ねるときは「お作は?」と言うそうです。いろいろ決まり文句があったけど、これだけは覚えてます。何かに使えそうですね。
あと感じたのは、省略の美です。ムダを省き合理主義なんですね。懐紙を常に携え、次の人のためにきれいにするばかりでなく、片付ける人にも気を遣うことや、懐紙に包んでごみも持ち帰るとか、ニッポンのこころを見ました。
もうひとつ。お茶や懐石を頂いているとき、どこからともなく篠笛の音が響いてきました。先生はBGMとして篠笛の生演奏を用意されていたのです。この奏者が一度も顔を見せなかったのが、ニッポンの奥ゆかしさを感じましたね〜。これが洋楽器だったら、間違いなくお客の前でパフォーマンスしながら演奏していたことでしょう。


0