たけしのコマ大・数学科の第 272 回目。
ビートたけし
問題: 長方形の紙を折って, 面積が最大となる正三角形を作れ。
※但し定規は使用不可
テーマ: 折り紙 part 3
戸部: 子供の遊びと思う勿れ。 何と, エアバッグや人工衛星等幅広い分野で応用されている折り紙。 実は世界でも共通語になっているんです。
講師は竹内薫
東大生は元祖コマ大娘木村美紀 (東大大学院)
前回不正解だった研究生の追試: 金子淑佳, 経済学部四年。
今日はコスプレをしている。 五月祭でやったらしい。
その踊りも披露。 (スマイルプリキュアの歌であるらしい。 「
イェイ! イェイ! イェイ!」)
ポヌさんが黙っちゃいないよ, というたけしの言葉に, 負けじとポヌさんも踊る。
ダンカン: 今 TV を付けた人はどう思うんでしょうね?
ここで問題提示。
コマ大: 今回は折り紙の問題なんですが, 画期的なことに挑戦してみたいと思います。
今回のこだわりは紙です。 最高級の紙を作りたい。
ということで, やって来たのはアート鷲造形の第一人者
國高ひできの元。
作品や Paris 出の展覧会の模様。
楮 (こうぞ) の紹介。 玉葱やキャベツから作った紙も紹介。
実際に楮をの繊維をほぐしたり 「ねり」 を入れたりする。 紙漉きもする。
Design の上に紐で囲いを作る。
(同時に) 三原色と黒で様々な色を作り囲いに流し込む。 細かい部分は針で繊維質をすくい取り, 直接模様などを作って行く。 一番手先の器用なお宮が担当。 一時間後に作品完成。 しかし四五時間はそのままにしておかなければいけなかったらしい。
完成品はどうやらたけしの作品の真似らしい。
Gosse de peintre Beat Takeshi Kitano 絵描き小僧展 (
東京オペラシティアートギャラリーで 9/2 (日) 迄開催中だそうだ)
コマ大はこの紙を使って挑戦。
Let’s! 折り紙 part 3! (紙で 3 の字を作る)
コマ大は作品をカラーコピーして使用。
東大生は先ずは作図している。
たけしはどんどん折って当たりを付けている。
お宮はカラーコピーを取りに行ってきたはいいが, original を忘れてきて再び行く。
強引な手法だったが, ダンカンは正解とされた。 そこで二問目突入。
二問目: 長方形の紙から切り取ることの出来る 「最も面積の大きい正方形の半分の面積を持つ正方形」 を作るには最低何回折れば良いか?
※但し定規は使用不可。
(ここで CM)
東大生失敗。 たけし成功。
たけしの方法: 縦に長い方向に半分に折る。
長方形の一つの角を, その軸線上に来るようにすると, その折り目が正三角形の一辺。
コマ大が二問目に関し, 最大の正方形は作らなくちゃいけないのかと尋ねると, no comment.
そこで作らなくていいのかと考え直す。
たけしは直ぐに解答が出たらしい。
東大生はまだ一問目が解けない。
解答:
コマ大: 一問目は一辺を三等分するという所がおまけで正解。
たけし & ポヌ: 前述の通り。
東大生: 三等分が却下されたので完成出来ず。
二問目:
コマ大: 四回。 先ず, 45°に折って (最大の正方形を作り) 一回。 (開いて) 短い方の辺を重ね合せるようにして半分に折り, 二回。 そのまままた半分に折って三回。 開いて, 四等分の折り目を付ける。
たけし & ポヌ: 六回。 コマ大のを見て, 四回だと言う。 先ずコマ大のように 45°を折る。 反対側からも 45°に折って二回。 飛行機を作るように対称軸を折って三回。 更に頭の所を 45°に折る (四回)。 開くと折り目四つで出来ている。 (これを更にちゃんと折ると更に四回必要で合計八回か)
正解: 三回。
(ここで CM)
解説: 先ず, 短い辺を合わせるように二つ折りにする。 更にそれを上下から三角形に折る。 真ん中に出来るのが求める正方形,
びゅんびゅんバネ (「らせんを折ろう」 に出ているらしい。 UK の
Jeff Beynon 作)
(ここで CM)
群馬県立高崎女子高等学校 SSH の研究:
折鶴の表面積は, 元の紙の 39.2 % になるらしい。
賞はたけしに。 (一問目は正確に出来たし, 二問目もまあ回数は多いが出来たから)
次回は 「大反響!? 視聴者からの問題に挑戦!」

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