自宅屋上に設置してある望遠鏡の自動導入WiFi化が完成しました。
自宅屋上に設置した望遠鏡の架台は、宇治天体精機製の30D赤道儀です。
アストロショップAUの小笠原さんの助言をいただき、iPadを使ってケーブルなし(ワイヤレス)で望遠鏡の自動天体導入が可能になりました。
自動導入の機器構成は次のとおりです。
iPad + WiFiアダプター + NS5000 + 30D赤道儀
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手に持っているのが、小笠原さんに用意してもらったWiFiアダプターです。10月18日21時過ぎに小笠原さんに持ってきていただきました。
画面の下に写っているのが30D赤道儀モーター制御用のNS5000です。
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iPadアプリとして使用したのは、SkySafari Plus という有料アプリです。
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望遠鏡をカペラに向け、初期セット(アライメント)をしたところ。
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iPad に天王星を表示させ、天王星をクリックし、 Goto ボタンをクリックするだけで望遠鏡が軽やかに動いていきます。
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30秒ほどで視野中央に天王星が簡単に導入できました。望遠鏡は天王星の方向を向いています。手前のiPadにケーブル類はつながっていません。
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手持ちのコンデジで天王星をコリメート撮影してみました。天王星の視直径は3.7秒です。
2018年10月20日23時11分、口径15cmF7.3屈折、ED1.5×エクステンダー、8mm接眼鏡、コンデジLX7の焦点距離200mm相当、合成焦点距離41,300mm、露出1/5秒、感度ISO1600
天王星の他にも二重星や星団の導入を何回かしましたが、いずれも成功。
これからの星見がますます楽しくなりそうです。