オーストラリアに遠征した理由の二つ目は、みずがめ座η流星群を条件がいい南半球で観望したかったためです。
2019年版天文年鑑62ページによると、みずがめ座η群の2019年の極大日は5月6日23時(日本時間)と予報されています。
結果は、私が予想したよりも出現数が少なく、やや拍子抜け。
5月3日(金)の夜半から5月6日(月)の明け方まで3夜連続で観望しました。
D1080017
ちょうど、大マゼラン雲と小マゼラン雲の間に明るい流星が出現してくれました。
5月4日1時21分に撮影、f14mmF2、30秒露出、ISO2500
D1080259
左上に、経路の長い少し暗めの流星が飛んでくれました。
5月5日3時29分に撮影、f14mmF2、30秒露出、ISO2500
D1080387
シルエットはウルルです。金星と黄道光も同時に写せました。
5月5日5時15分に撮影、f14mmF2、30秒露出、ISO2500
D1080407
左上の光跡は、流星ではなく閃光衛星だと思います。
そう判断した理由は、光跡の前後で色の違いがないためです。
5月5日5時33分に撮影、f14mmF2、30秒露出、ISO2500
以上の流星は、どうやらみずがめ座η群ではなさそうです。
次回、条件のいいときに、もう一度南半球で観望したいと思っています。
なお、2019年オーストラリア星見旅行のブログ記事は全部で4回に分けています。残り3回のリンク先です。
【 シドニーのオペラハウス 】
【 ウルルの観光 】
【 オーストラリアで見た星々 】