2018年6月に宮古島天体観測所の口径50cm反射望遠鏡で土星を眼視で観察しました。
大気の揺らぎが少ない場所に設置された高性能の望遠鏡で見る土星は、息をのむほど感動的で時間の経過を忘れるほどです。
6月22日の夜に眼視でしばらく楽しんでから土星を撮影しました。
91100612
撮影中の様子です。
V20F1624RGBWUCAT
慣例により、南を上にして掲載。
北半球の高緯度地帯 (画像左下) に淡い白斑が見え始めていることに気が付きました。
6月22日23時55分から58分に撮影した動画から静止画1624フレームをスタック処理。
V37F1330RGBWUCAT
1枚目の画像を撮影してから約2時間後の土星です。
土星の自転で白斑が移動していることがわかります。
6月23日1時54分から57分に撮影した動画から静止画1330フレームをスタック処理。
なお、口径50cm反射望遠鏡700倍でも白斑が眼視確認できました。