札幌では3月21日(火)から24日(金)までに36cmの降雪がありました。この時期にしては珍しい降雪量で、早春が晩冬に戻ったかのようです。
赤経値で定義する金星の内合は3月23日(木)13時ごろ。
あいにくの天気のため、内合の日の金星を見ることはできませんでした。内合の金星は太陽から9.2度離れていました。
3月25日(土)の札幌は朝から曇り。
昼ごろから晴れてきました。
そこで、眩しい太陽光を防ぐための長大フードを取り付けた望遠鏡を金星に向けてみました。

3月25日11時34分に撮影した金星です。
太陽からの離角は8.3度、輝面比は1.0%でした。
金星の内合と公表されている23日の金星よりも2日後の25日の金星のほうが太陽に接近している理由、それはブログ記事
【 2017年3月12日の金星 】 をご覧ください。
実は、黄経値で定義すると金星の内合は3月25日19時ごろになります。