8月25日(火)の札幌は朝から抜けるような青空。
久し振りに実家屋上で太陽を観望しました。
なぜ実家屋上で久し振りかというと、屋上に設置した口径15cm屈折には太陽用のフィルターを取り付けられないからです。
2012年9月までは、実家屋上に設置していた10cm屈折に太陽用フィルターを取り付けて見ていました。
2012年9月以降、10cm屈折は移動用に格下げ(?)となり、美瑛町や蘭越町などに遠征したときだけ太陽を見ていました。
そこで、今回はこんなことをしてみました。
51010909
15cm屈折には蓋をし、その上に移動用10cm屈折を同架させ太陽観望をしたのです。
まず、光量を1/10万分に減光できるニュートラルなフィルターを10cm屈折の対物レンズ前に装着し観望。
いわゆる、太陽の白色像というものです。
71130817F22U
ニュートラルフィルターという割には少しオレンジ色に着色するようです。2015年8月25日9時09分に撮影。
次に、コロナド90というナローバンドパスフィルターに交換。
今度は太陽のHα像です。
71130945F9UCA
左上の白く見えている場所には中規模のフレアーが発生しているようです。8月25日9時34分に撮影。
今後は、10cm屈折を同架しなくても済むように、15cm屈折用のフィルター取付金具を製作します。