★星空日記コリメート風★

　2013年11月26日（火）にブログのアクセスカウンターが１０万を突破しました。

　これは、11月26日20時のアクセスカウンターのコピーです。26日0時の時点では 99930 だったので、26日の夕方近くに１０万アクセスを突破したものと思われます。


　アクセス数の推移を表にしてみました。

　ブログを始めたのは宮古島遠征を控えた2010年3月です。当時は知人15名だけに限定公開していました。この頃の1日平均アクセス数は20件ほどです。

　宮古島に半年ほど滞在し、札幌に戻ってきた9月末に公開をいったん停止しています。

　翌2011年3月に一般公開を始め、このころから徐々にアクセスが増加し、最近では1日100件以上のアクセス数になっています。ご覧いただきありがとうございます。

　このブログ、10年間の継続を目標にしています。2020年までガンバリマス。

　明け方のアイソン彗星を見るための3日連続遠征の3回目となりました。少し疲労がたまっています。

　11月24日（日）は2時に起床。ＧＰＶ天気予報では札幌の北方面が有利なようです。外に出てみると雲が西北西から流れてきていたので、北ではなく北西方面へ遠征することにしました。

　午前4時、積丹（しゃこたん）半島の付け根、古平（ふるびら）町に到着。前夜の浦幌町とは経度が3度西なので、日の出時刻は経度差だけで12分遅くなります。

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　薄明が始まりました。中央のオレンジ色に染まった空は余市（よいち）町の街明かりです。明るい点光源は漁船の灯でしょうか。
　やや左上はアークトゥールス、中央やや右はスピカ、右端にはからす座の台形の星並びが写ってます。5時08分に撮影。

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　彗星ならぬ水星が見えてきましたが、さらに低空の土星が大気の減光でまだ見えていません。太陽は地平線下14度です。5時25分に撮影。

　昨日の浦幌町で見たときに比べると透明度が悪いため、低空に見え始めた土星の輝度は低く、この時点でアイソン彗星の眼視確認はかなり厳しくなることが予想されました。

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　5時36分に7cmF6屈折望遠鏡を使いコリメート撮影。
　○の中がアイソン彗星ですが、わかりますか？
　低空の透明度が多少悪いせいもありますが、10倍40mmの双眼鏡では見えませんでした。撮影してようやくわかるほどの淡く暗い像です。
　低い空だと大気の減光で見えづらく、日周運動で地平線から離れる（高くなる）につれ薄明の明るさに彗星が埋没していき、減光と空の明るさのしのぎ合いとなってしまいました。

　24日早朝は眼視の観察限界だったのではないでしょうか。なお、撮影した5時36分時点のアイソン彗星の高度は2.2度、太陽高度は地平線下12度でした。あと5日後の11月29日にアイソン彗星は太陽に最接近します。

　太陽に最接近してから後の見え方に期待しましょう。