大阪W選挙で維新の会が圧倒的大差で勝ちました。
注目すべきは府知事選で民主党と自民党が押した候補に維新の会が何十万票もの差をつけて圧勝したことです。
ちょっと前、野田総理自らが命名した「提言型仕分け」会場に現れ、記者に「ここで決定したことに拘束力があるのか?」と聞かれて、こう答えました。
「最大の拘束力は国民の皆さんが見ているということではないか。これが最大の担保である」
これを聞いた瞬間、民主党がとことんインチキな党であると思ったのは私だけではないでしょう。
「国民の皆さんが見ていた」最初の事業仕分けで、朝霞公務員宿舎建設中止を決めたのに、財務省の口車に乗せられとっとと続行を決めたのが他ならぬ野田総理だったからです。
彼は「最大の担保」;「国民の意」をあっさり無視しました。
あまりの世論の反発に慌てて建設中止を決めましたが、この人の底の浅さを露呈しただけに終わりました。
「提言型・・・」
総理の命名どおり、「言うだけですよ仕分け」が増税のためのアリバイ・パフォーマンスだってことは誰しもが見抜いているところです。
国民が馬鹿ではないことをどうして分からないのでしょう・・・
この民主党に圧倒的大差で前回の衆院選に負けたのが自民党です。はっきり言って・・・
自民党はずるがしこかったけれど、民主党は、失礼ながら、おバカとしか言いようがありません。
このずるがしこいのとおバカが協力したのが大阪府知事選挙でした。
自民党は(維新の会と将来の連携を考えているから)誰も国会議員を送らず、民主党は(あまり考えてないから)鳩山総理時代の元官房長官平野さんと、自衛隊員に「ポケットにコンドーム入れてんでしょ!」って言った辻本さんを応援に送りました。
結果は大惨敗です。
選挙後、すぐ、自民党は「大阪都構想」にエールを送り、民主党は「今回の選挙は政党色は薄く、 国政や野田政権への影響はない」と、コメントを述べました。
流石、自民党、返す手の平の早いこと。
流石、民主党、震災後「ただちに放射能の影響はない」と言っただけあります。
両者とも自分のことしか考えていません。
ここからは私事です。
とある団体からものすごい一斉メールが来ました.
これにはたいていの事では驚かない私も(でもないか・・・)
ひっくりかえりました。
あっぱれ!
もう、すがすがしいぐらいあつかましさです。(笑)
(つづく)

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