本日より「エリザベート博多」一般申し込み開始です!!
今夜は猫仲間のYさんが「レベッカ」を観に来ました。
Yさんはなんと常時三十匹のお世話をしています。それも家猫だけでその数です。
「猫界のマザー・テレサ」
私は密かに、そう呼んでいます。
道端でYさんと話していると、どこからともなく一匹の猫がミャーと甘えた声で彼女にすり寄ってきます。
「あれぇ、お母さんの声聞こえたんでしゅかぁ?」
Yさんはニャンコの喉を撫でながら事も無げに話しかけています…でも、これって凄いことだと思いませんか?
外猫が人の声を聞いてやって来るんですよ!
でも、そういえば、がんじろうもノラ時代、名前を呼んだら、飛んで来たことがありました!
ま、腹が減ってただけか…
ベンは貝殻を集めています。
「それをレベッカは微笑みながら踏みつぶしました」
これが私のサブテキストのひとつです。
でも、「貝殻を踏みつぶす」ではあまりピンと来ないのが正直なところです。
で、「ベンにとっての貝殻」が「私にとっての何か?」考えました…それは…
猫です。
とりわけためおくんのことを考えました。
彼は交通事故で右脚と尻尾がありません。
でも、優しくて、面倒見が良くて、凄いがんばり屋です。
私は、我が家で一番「足の早い」ためおくんのことを一目置いてるし、かわいいし、大好きです。
そんなためおに、もし、レベッカが「微笑みながらひどいことをしたら…」
それを想像しただけで、涙がぼろぼろ溢れ出ました。
彼女に対する憎しみで体中が震えました。
だから、もし、その女が「海の底」に消えたら…
ベンは一体どんな顔をするでしょう…?
そんなことを考えながら、ベンをやったりするのです。
でも、そんな恐ろしい話など関係なく、ためおくんは新入りチャーリーの面倒を見ています。
今日は二匹で隠れんぼしていました。
「チャーリーはどこだ?」


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