2011年11月15日、午前1時46分・・・・
眠れない・・・
酔いつぶれて、ソファで寝て・・・目が覚めたら、もうだめだ。
そう言えば、11日、大阪最初の夜もそうだった。霊感など普段は全く無い私がこのホテルに関しては「感じた」のだ。
まあ、にわかには信じられんだろうが・・・
壁から男のうめく声と・・・“お経”が聞こえてきた。
ぐでんぐでんに酔って寝たのだが、4時間ぐらいで目が覚めて、そこからがやっぱりダメだった。
15年ほど前、やはり大阪「ピーターパン」のときがそうだった。ホテルの水道管から奇妙な音がずっと聞こえてきて、全く眠れなかったのだ。
「男のうめき声」なんて言ったって、どうせすぐには信じてもらえないだろうし、説明するのもめんどくさいから、とりあえず「閉所恐怖症」ということでホテルをキャンセルしてもらった。
ただ単に、信心深い仏教徒が隣室に泊まっていただけなのかもしれんが・・・
狭いところがダメなのは本当だ。
目が覚めて、そこが棺桶の中だったらどうしようとか、考えては発狂しそうになる。
「ダビンチコード」、ラングドン教授シリーズの第三作目で、教授がそういう目にあう描写があるが、めまいに耐えながら読んでいた。
狭さもそうだが、「外気と接していない」とダメなのだ。
「北京住宅事情」と言うニュースを読んで、不動産価格急騰のあおりをうけ、かの地では『地下住宅』が登場したそうだ。
ままま、窓がない部屋!?
想像しただけで気が狂いそうだ・・・!!
チリの炭鉱事故なんてめまいのニュースだった。
良かった、みんな、外に出られて・・・!
「私の身体にワンワンが映ってるのよ!頭には鳩もいるのよ!」
昔、ミュージカル「キャバレー」のツアーで、高知のホテルが凄かった。何が凄いって・・・
ドアを開けたら、もうベッドだった・・・(!)
壁づたいに浴室まで行ったのを今でも覚えている。
部屋に対するベッドの占有率が9割8分6厘5毛・・・
ベッドの回りは10センチの空間しかない。
これぞまさしく「ベッドルーム」ってやつだ。(笑)
しかし、この狭さは、心地良くはないが、平気だった。
光が燦燦と差し込んできたからだ。
「アニーよ銃を取れ」のツアーでは、どこだったかは忘れたが、何室か窓無し部屋のホテルがあった。
幸い自分は免れたが、あんなとこに閉じ込められたら、天国へツアーしていただろう。
突然だが、「タイタニック」ってすごくいい映画だけれど、二度と見たくない。部屋に閉じ込められて、水が溢れてくるシーンがあるからだ。
子供の頃、二度、川で溺れ死にしそうになったことがある。
一度は壮六おじさんに、二度目は親父に助けてもらった。
ラングドン教授の三作目に至っては、棺桶で目が覚めて、おまけに水を入れられるのだ。
もう、勘弁してくれよである・・・
2011年11月15日、午前2時30分・・・・
眠れない・・・
前回と違って、凄い悩みがあるわけじゃない。
仕事も、一生懸命やってたら、次に繋がりそう。
事務所が決まってないのが唯一の悩みだが、変なところに入るよりはフリーの方がいい。
ひどい事務所なんか、何の営業もしないで、俳優がオーディションに受かったり、指名を受けて取った仕事なのに、マネージメント料だけ取っている。3割、中には4割なんていうひどい所もあった。
ある友人は楽屋で怠け者のマネージャーに怒鳴っていた。
「おまえ、ちゃんと仕事しろよ!」
働きもしないで、美味しいとこだけ持っていくなんて虫が良すぎる。
私の前の事務所はそんなことはなかった。しっかり、仕事を取ってきてくれたし、マネージメント料も良心的だった。
色々あって辞めてしまったが、できたら、またいつか、一緒に仕事したいと思う。
俳優とマネージャーなんて、フィフティフィフティである。
マネージャーが取ってきた仕事に俳優は全力を尽くし、次へつなげる。それが健全なる両者の関係だ。
でも、本当、いないんだよね、いいマネージャーって・・・
友達は皆それで悩んでる。
大昔、あんまり仕事しないんで辞めるって言ったら、「芸能界にいられなくしてやる!」って脅されたことがある。
本当にひどいとこだった・・・
おっと、ワイン飲みながら書いてるから脈絡がなくなってきたぞ。ま、いっか・・・たまには・・・
うちのためおくんは交通事故で右脚がありません。
野良猫なんて、ただでさえ家猫になれないのに、ましてハンディがあったら。
しかし、ためおくんはハンディがあったから我が家猫に選ばれました。そして、持ち前のガッツでいつも私に勇気をくれるのです。
良かった、彼に会えて。
彼と暮らせて・・・
はるパパ、酔ってますねぇ!話、飛びすぎですよ!
「何故生きるかじゃない。いかに生きるかだ」

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