書くってことは自分にとってとてもいいことだ。
抱えている問題を整理できるから。
「なーんか、いまひとつなんだよねぇ」
なんて、訳わかんない気持ち、よくあるよね。
そいつを改善するには、どうしたらいいか?
それはどこがどう訳わかんないのか『具体的に』知ることだ。
書きながら思いつくことを整理してみる。
私の「なーんか、いまひとつ」の気持ち、その原因は今自分が担ってる二つの役にありそう。
ひとつはこれまでの「引き出し」を応用すればさほど難敵ではない。ここはパターンB、「イ」の65番に「ヘ」の13番をブレンドかな・・・なんて感じ。(ほんまかいな・・・)
慢心さえしなきゃ、なんとかなりそう。
問題はもう一つの役だ。
「イロハ」スキル編はこれまでの経験から応用できそうなのだが、肝心要、大元のパターン編。
こいつが初挑戦のパターン「X]、なかなかの強敵なのだ。
簡単に言うと、つかみどころがないって言うか、力技じゃ及ばない、実はとてもデリケートな役みたい。
絹ごし豆腐を崩さないように食べてるって感じなのだ。
自分ってこう見えて、ものすごい小心者、ちょっとしたことで簡単に委縮する。
(時には生意気なぐらい)気持ちを張っていないと、こんな役者稼業、とてもやっていけない。自分が鍛練を怠らないのは、追い込まれた時、頼れる「自分の裏付け」が欲しいからなんだと思う。
停滞してるときに一番欲しいのは「具体策」だ。
先日、歌唱指導のK先生があるひとにこんなアドバイスを送っていた。
「感情に溺れず、歌詞をメロディをシンプルに歌ってみたら?」
改めて目からウロコだった。
音楽に頼ることか・・・!
実際、パターンBの役では自分もそうしている。
だったら・・・
パターンXの台詞も言葉をシンプルに歌ってみたら・・・?
昨日、友人がこんなアドバイスをくれた。
「はるパパ、あそこ、正面切らないで、さらーっと横向いて言えば?」
あ・・・!
めちゃくちゃ嬉しかった、こんな具体策。
停滞してるときは、百の立派な演技論より、一つの「あっちむいて喋れば?」なんだよね。
突然ですが、鬱病患者に絶対言ってはいけない一言、知ってますか?
それは・・・「がんばれ」だそうです。
さっき、録画した「DR倫太郎」を観ました。
倫太郎先生の一言はこうでした。
『完璧じゃなくてもいいじゃないですか、合格点だったら・・・』
「なーんか、いまひとつ」が、すーっと晴れていきました。


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