本日は「助太刀屋助六」パンフレット用写真撮影、そして、いよいよ明日からおけいこが始まります。
「エリザベート」が終わったのが9月28日、それから一か月半、数々の検査と治療を経てきました。
薬を飲み始めてからほぼ3週間、あの妙なだるさは無くなり、その他の症状も軽減されてきた感じです。
ちょっと遠出すれば、一日使い物にならないぐらいだるく、熱っぽかったのに、それもなくなってきました。
過剰に増えた甲状腺ホルモンは徐々に正常値へと向かっているようです。
来週、K先生の診断をもう一度仰ぎますが、多分、表参道の病院でピンポイントの薬処方が行われるのでしょう。
薬の効果は絶大です。
じっくり、ゆっくり治していくつもりです。
懸念のひざ痛ですが、ヤンキー先生に習ったストレッチを(立ったまま踵をお尻にくっつけて、太ももの筋肉を伸ばす)地道に続けていたら、だいぶ楽になってきました。
最初はひざを折り曲げるだけで激痛が走りましたが、今では1分ほどなら正座もできます。
DVDを見ていても、つまらないシーンになると、ヤンキーストレッチをしたり、ソファに正座したりして見ています。
正座してテレビを見られるなんて、考えもしませんでした。
地道に続けるものですね・・・嬉しいぐらいの改善です。
DVDと言えば、ずいぶん見ましたねぇ・・・
この一か月半で、五十本ぐらい見たのではないでしょうか。
いい演技はことあるごとに、手帳や台本にメモし、家老片岡左京太夫の糧にしました。
多分、一番参考になったのが故大滝秀治さんの演技です。
妻を介護しきれずに殺した老人の役でしたが、刑務所でのモノローグは鳥肌の立つほど鬼気迫るものでした。
まさに役そのものがそこにいたのです。
それから発声練習もずっと続けてまいりました。
「二重サッシにしたからといっても、専門的な防音工事ではないので、やはりその部屋で発声練習は無理のある話だと思います」
というおしかりを受けましたが、これに関しては全く大丈夫です。
以前、この防音工事をした時のブログでは、なんだか自慢するようで書きませんでしたが、この工事は今までのガラスに複層ガラスを取り付けるもので、都合三枚のガラスで外気を遮断しています。しかも、複層ガラスの中は真空で音を伝えず、サッシそのものも防音に優れた樹脂製です。
また、うちの集合住宅は山の斜面に建っており、構造上、部屋の二面が地面に面しており、二重サッシにするだけで専門的な防音工事とほぼ同じ効果があるのです。
あの時のブログにも書きましたが、私は実験をしました。
パバロッティのCDをものすごい音量でかけたのに、外に出たら「オーソレミオ」が子守唄に変身していました。
耳を澄ませばようやく聞こえるという程度です。
どうぞ、ご理解くださいませ。
さあ、いよいよ始まります。
一か月半準備してきたこと、しっかり稽古場で出すつもりです。
応援、よろしくお願いいたします!
「助太刀屋助六外伝」チケット好評受付中!
http://star.ap.teacup.com/harupapa/1934.html

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