すいません、ちゃんと手も動かしていますから、口も動かせてください。また瞬間湯沸し気になってしまいました。
先日の予算委員会でみんなの党の江田議員が菅さんに、
「財務省に丸め込まれて、こんな時期に増税するなんてとんでもない!経済が疲弊するのは目に見えている。何故、予算として取ってある10兆円を復興費に回さないのか!!」
と、詰め寄り、菅さんに替わって野田財務大臣が「それは使い道が決まっていて・・・」と、釈明すると、江田さんは一括しました、
「ほおら、またあなたも官僚に丸め込まれた!」と。
あの10兆円はこれこれこういう訳だから、ちゃんと使えるんですよ、と、まるで小学生に対する学校の先生のような口調で江田さんが説明すると、総理大臣と財務大臣は目をぱちくりさせ聞いてました(そう見えました)。
民主党が事業仕分けを年内はやらないと発表しました。
復興に手を取られ、そんなことをしている場合ではないと言うのが理由です。
事業仕分けって、「決定したことを実行に移せば」という大きな前提は付きますが、民主党の政策の中で唯一賞賛できるものといっても過言ではありません。
要らぬ箱物、行政の無駄を徹底的に削る、発足した当初はマスコミも国民も拍手で迎えました。ひょっとして、この党はこの国を変えてくれるかもしれない、本気で思ったものです。
民主党最大の功績;事業仕分け、それは今こそがやるべき時ではないでしょうか!
官僚たちの天下り先を徹底的に廃止して、そこから何兆円もの補助を浮かすのです。
なのに、なぜ民主党は事業仕分け先送りを決定したのか?
江田議員の野田財務大臣への言葉が頭に浮かびます。
「ほおら、またあなたも官僚に丸め込まれた!」
東電役員は賞与50パーセントを返上すると言って、電気量の値上げを発表しました。
さらに国から補償費を賄うつもりらしいです。
でも、ちょっと待ってください。
賞与50パーセントを返上するって言ったって、50パーセントは貰う気でしょ?しかも、給与じゃなくて賞与です。
被災地では家も仕事も家族も失った人たちが体育館で寝て、残されたものは住宅ローンだけです。
菅さんは「東電の補償費は国も肩代わりする」と、言っていましたが、ちょっと待ってください、「国も」じゃなくて「国民の税金も」でしょう?
電気料値上げで国民負担をしいて、さらに税金まで国民から貰い、その上賞与を50パーセントも貰うなんて・・・いくらなんでも、ちょっと虫が良すぎませんか?
とある経済学者が言っていました。
「後手後手の政府だが、二つだけ迅速なものがある。増税と東電の救済だ」
電力会社は官僚の美味しい天下り先です。
ひょっとして、国民の税金が払うのは「東電の補償費」ではなく「東電の保証費」なのでは?
「ほおら、またあなたも・・・!!」
中にはいるだろう志ある民主党議員のみなさん、官僚に丸め込まれるのではなく、官僚を使ってください!
彼らは知識も経験もある世界有数のスペシャリストなのです。生かすも調子づかせるも政治家次第です。
被災地は生きるか死ぬかの瀬戸際です。
福島20キロ圏は地獄です。死骸の腐臭に仲間は嘔吐しながら、動物を保護しています。
一刻の猶予もありません!
http://ameblo.jp/nyanzlovelove/image-10863470852-11170356257.html
なんて・・・
湯沸かし器の私はまたメールしてしまいました。
https://form.dpj.or.jp/contact/

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