昨日、二度目の通し稽古をやりました。
今回で4回目となる作・演出シリーズですが、二度目の通しで必ずなんとか絶望から脱出します(笑)。
今回も例外ではありませんでした。
冒頭部分を大幅カットして、音楽部分もてこ入れし、かなりテンポアップしました。
自分も出演者としてトレイニングしてから今回の通しは望みました。
まあ、目だけは相変わらず演出家の目でいたかもしれませんが・・・(笑)
今回は、客席に長年私の舞台を観てくださった方々二人を呼びました。
やはり、演劇とは「出演者と観客がいて」始めて成立するものですから。
いくつになっても緊張するものですね、始めて人前でやるときは。共演者の木村晶子もガチガチになっていたそうです。
まあ、見ている分には落ち着いて堂々とやっていましたが。
ピアニストの井福さんは冷静に確実にやってくださいました。頼れるペースメーカーです!
いくつか段取りの失敗はありましたが、どうにか無事こなせたようです。
さて、気になるお客様の反応ですが・・・
いつもですと、たとえ稽古場の通しでもドカンドカン笑いは来きます。
そして、今回も例外ではなく、そういうシーンでは笑いは大いにおきておりました。
しかし、はっきり言って、今までよりは少ないと思います。
今回は、以前も書きましたが、かなり笑いは抑えています。
というよりは、ストーリー優先で作ったかもしれません。
すぐに反応がないと不安になる私としては冒険なのかもしれません。
「どうでしたか?」
お客様に聞いてみました。
すると・・・
「たしかに、以前みたいな笑いの連続じゃないけど、でも、それでいいんじゃないかなぁ・・・クリスマスって時期にあってて。しっとりした、いい出来だと思います」
なのだそうです。
まあ、「激励部分」を差し引いても、そんなに悪くはないのかもしれません。
「かもしれない」なんて無責任なようですけど、こればっかりはお客様が決めることですし、自分は信じた通り作るだけです。今回はこの路線を全うしようと思っています。
今日も、お客様からいただいたアイデアを参考にし、ストーリーを膨らますために多少書き加えました。
ナンバーも、あらためて綿密にステージングし直しました。
あと、10日、お客様に喜んでいただけるよう、丁寧に仕上げていきます!
「クリスマスやっちゃがあ!(^O^)」


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