博多も残すところ後四日となりました。
なんと時間の経つのが早いのでしょう!制作のひー子が無常にも東京行きの航空券を
渡します。まるでイラク行きの命令書をもらった自衛隊員の気分です。
中洲川端駐屯地隊員は失意の思いでチャリをこぎ、今日博多最後の日曜日、一路福岡市
西部、地上最後の楽園;西新・ももち浜へと脱走を試みたのでありました・・・
私のマンションはキャナルシティーの近くにあります。
ですから博多座へは中洲川端商店街を通ってゆっくり参ります。
この商店街、はるパパお気に入りの店をいくつかご紹介しましょう。
まず、朝「バー」の前に必ず飲む一杯が豆腐専門店「岩田屋」の豆乳。
実を言うとはるパパ、知る人ぞ知る大の豆乳フリークなのです。ネットオークションで
豆乳ファン垂涎のグッズ「豆乳太郎」を落札し、東京では毎朝自家製の豆乳を飲んで
いるほどです。岩田屋ではコップに一杯、作りたての豆乳を提供してくれます。
これが濃くて、まあるくて、実に美味しいのです!
次が、チェーン店ながら実にいい仕事しているうどんの「ウエスト」。
九州出身のはるパパは東京のまっ黒け出汁うどんが大の苦手で、もっぱらお蕎麦ばかり
食べています。しかし、こちらに来るとやはり「いりこ出汁」のうどんですね。
好物はかき揚げです。この店の凄いのはとても安い値段なのに、注文されてから
揚げるさくさくのてんぷらだというとこです。しかも、このかき揚げは別皿に盛って
出されます。「丸天うどん」(さつま揚げをのせたうどん)もホクホクアツアツの
揚げたてで、口中やけどしながら食す、別名「やけ天うどん」です。(うそつけ!)
美味いよ!
三軒目は劇団四季福岡シティ劇場時代、つまり6、7年前から注目していた・・・・
・・・仏壇屋の「よしまる」。
中洲川端商店街は何故だか分かりませんが、やたら仏壇やが多いのです。
仏壇のはせがわを始め仏壇界の一流ブランド店が軒を連ねています。
そんな中にあってこの店が注目されるのは店先に(知ってる限り7年前から)飾られている
看板にあります。
この看板、今や全世界ミステリー愛好家が注目を集める謎の看板なのです。
昔、小樽に行ったとき岸壁の手前で「この先海」という(見たらわかるわい!)謎の
看板を目撃したことがありますが、それ以上の一大センセーショナル看板なのです。
「やっぱ仏壇はよしまるばい!」
あまりに衝撃的で記憶が定かではありませんが、確かこんなキャッチコピーだったと
思います。
しかも、このコピーをより衝撃的にしてるのはこれを喋る(人間をかたどった看板で
吹きだしにこのキャッチが書かれている)人物なのです。
もし、仏壇屋を賞賛する人がいるとしたらそれなりの・・・まあ、平たく言えば
それなりに「お迎え」の近いご老人が相場だと思うのです。よしまるの凄いのはその
既成概念を一挙に打ち破ったところなのです。
なんと、半ズボンをはいた、絵に描いた七五三風の、いかにも明日入学式を迎えますと
いう・・・・小学一年生が笑顔で喋っているのです!!!!
「仏壇はよしまるばい!」
な、なんで、あんなに天真爛漫なのだろう・・・
な、なぜ、小学生なのだろう・・・
なぜ・・・
ああ・・・
これを考え始め、博多に来るたびもう七年も眠れぬ夜を迎えるているのです・・・
(あほか・・・!)
だ、だれか、この謎の答え・・・おしえてください・・・!!!

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