いつも薬屋さんが届けて下さる“遊和”にアグネスチャンさんのインタビューが紹介されていました。
「迷惑をかけない」の歪み
抜粋…
「人に迷惑をかけない」という日本の教えは、「大声を出さない」「盗んではいけない」という気持ちから教えていると思います。
でも、子どもに「迷惑をかけてはいけないよ」と言うと、「迷惑をかける人は悪い人」だというメッセージにとらえられる場合があります。
私は、「あなたたちは、いつも人に迷惑をかけているのだから周りに感謝しなさい。迷惑をかけた分だけ、どうしたらお返しできるのかを考えなさい」と教えてきました。
その方が、本当の意味を子どもも理解しやすいと思います。
人間は人に迷惑をかける時期というのは誰でも必ずあるんです。
それがいけない事と思われては、おかしな世の中になってしまう。
自立している人だけが偉いとなってしまいます。でも、人はみんな同じ。
赤ちゃんからお年寄りまで、体が不自由な方でも。例えば、今、困ってホームレスになっている人でも、命の重さは一緒なのです。
(中略)
人に何か助けを求めるということは、前向きに生きていくためにも大切な事だと思います。
弱い人たちを、自分が今、お世話できることに喜びを感じ、そしていつか自分がお世話になった時には、感謝の心を持つ。
そうすれば、もう少し穏やかに子育てや年を重ねることができると思います。
…以上
そして、“人はすでに誰かのためになっている”というのです。
産まれてきたことは、存在そのものが、親にとっての喜びであり、誰しも同じというわけです。
我が家も、迷惑〜いっぱいかけています(>_<)
微笑みで、挨拶で、言葉で、愛で…、お返ししていこう〜っと(^O^)

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