“カッコウの巣の上で” 観てきました。
囚人として刑務所に入った主人公が罪を逃れるために精神病のふりをし精神病院に入り目にする日常の光景は、自由とはかけ離れたもの・・・。
正しいを振りかざし管理する側の方を恐ろしく感じたのは私だけではないでしょう。
主人公は、看護師に間違った手段で意思を伝えたばかりに本当の精神疾患者になってしまいます。
この作品は1975年のアカデミー作品賞だそうです。
以前、精神疾患者を題材にしたフランスとイタリアの作品も観ましたが、この問題は世界共通ですね。
ラストシーンで、一人の男性が精神病院を脱走していきます。
彼は、幸せになれるのでしょうか。

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