深夜目を覚ます。
うたた寝をし、爆睡していたのだ。
金曜日施設から電話があり、土曜日の行事を知る。環境整備と懇談会だ。
アイボにも会いたいし、生活ぶりも見たいので、行ってきた。
入所者の保護者は、それぞれの居室の掃除。
アイボの部屋をピカピカにして来た。
それから、昼食。
メニューは、お弁当と腕ものとゼリー
アイボは、お弁当の揚げ物と腕もの、ゼリーしか食べないので、私の分も分ける。
それだけでは足りないだろうと、売られていたパンを買いアイボに食べさせる。
居室に戻ると、アイボは、荷物やテレビを指差し家に帰ると言う、『ベニマル』。
家ならわがままが効くね。
アイボの視線が熱く、返答に困る。
私の携帯の写真フォルダーを開き、少し怒る。
私とコアカ、私と母、主人と出掛けた風景は、アイボの知らない世界だ。
「アイボ!お母さんは、アイボだけのものじゃないんだよ!」
生活のリズムが整い今があるわけで、おそらく家に帰れば、あっという間に崩れるだろう。
懇談でお盆休みの帰省を見送りにした。
空いた時間を何か注ぎたいと伝えると、職員の顏色が変わる。
子を託す親に罪悪感を持てと云うのだろうか〜
私には罪悪感は無い。
凛とし、事務連絡をキチンとして欲しいと要望。
福祉に余力を注ごうかとも思ったが、福祉の世界にどっぷり浸かった人への違和感は大きい。
アイボとの時間は嬉しいのだが、複雑な想いの一日だった。
帰宅し、カラダがヘトヘト(>_<)
今は、私の愛情が邪魔になるんだ!と自分に言い聞かせる(u_u)

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