映画を観てきました。
支えなくしては生きていけない障がい者と子を想う親、グループホームを舞台にした物語。
まだまだ支援も体制も行き届かない現実の様々な問題と当事者たちの見せるピュアな姿とほっとするような笑い。
親亡き後は、重いテーマですが、誰にもやって来ます。
以前必死に施設見学をしていた時、普段は明るい高齢の利用者さんが、皆の帰省の時期になると、部屋に閉じこもり暗くなるという話を聞き、切なくなったのを思い出します。
困っている時に、誰も助けてはくれない。でも、助けて!と言わないと誰にも届かない。
これが現実です。みな抱え込みたくて抱え込んでる訳じゃない。傷付き諦めてる。
正当なコトを並べても通らない世界なんです。
映画の最後に小さな頃からの写真が流れます。それは、愛がいっぱいで…ね。
我が家もアイボとコアカの産まれた時から中学生位までの写真を飾ってあって、我が家と重ねていました。
手の内に居る頃より、それからの方が長いのにね。
見ているだけで優しい気持ちになれるのは、自分の愛した証を見ているのだと思います。
我が家もいろいろあっての現在ですが、これから先はまだ分かりません。(u_u)
アイボの居場所を探しつ、これからも距離を置きつつ沢山愛し続けます。

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