コーディネーターさんからの紹介で施設見学をしてきました
まず、こちらでの考え方をお聞きします
『自由な行動は許しません。トイレとて同じ、全て集団行動です。通所で通えなくなる人もいますが、うちは厳しいですよ。』
その後、細かな流れを聞き室内見学
すると、知り合いのお子さんがいました
卒業後、転々としこちらに来たそうです
あと同級生、入所したそうです
かなり重い子で、いつもお母さんは逃げるように立ち去られていたのを思い出します
部屋は、グループ毎に仕切られ居心地のよい空間でした
雑談の中で、区分5、6の重い子は、身辺の大変さはありますが、意思もないので比較的すんなり入るそうです
区分4の子は、ある程度の理解や意思があるので一番大変なんだそうです
アイボも区分4です
小さな頃から言葉を育てるために意思を大切にしてきたことを話すと
『入所するなら、要求など要らないをですよ。指示に動いてくれたらいい。』
今まで見学先で見た、アイボ同様生きにくさを抱えた人たちがさまよっていること、親の想いや嘆きを話すと、トーンダウンしてきました
『どんな想いで居場所を探しているのかわかりますか〜』
自閉症者にとって入所が居心地悪いのがよく分かります
今日は、法人の考え方を確認出来たので収穫ありかな〜
帰り道、昨日の支援者(保護者)の言葉が頭をよぎりました
年齢的に下なので、この現状や早々に空きがないことを知りません
それと、我が家の事情を知っていて、『私なら迷わす北海道に行くけど…国の方針だろうと、私たちは声を上げる。アナタは…』
なんと簡単な事でしょう
私が親として我が子を優先することを誰に責められる義理があるでしょう
それぞれに事情を抱え、その中で一生懸命生きているのです
社会を変えるために手を上げる人がどう〜ということではないはずです
こんな事を頭の中でぐるぐると考えていると、前が曇り始めました
ワイパーは動いているのに…それは涙でした
やるせない怒り、福祉の現状…
感情は正直です
泣くだけ泣いたらスッキリ
溜めちゃだめだね(;_;)

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