自閉症の息子と共に歩みながら、沢山の仲間や支援者に支えられてきました。そしてきっと、これからも〜
自閉症の息子と出会い《ジヘイショウ》を知りました。様々な出会い、失敗、成功・・・過去を振り返りながら今を綴ります。そして今、私たちの暮らす社会との架け橋になろうと思います。
【登場人物】アイボ:自閉症(カナータイプ) コアカ:アイボの姉 アカギ:父 ハレハレ:母(管理人)
2009/12/30
無事、帰宅すると、
『昨日は、薬がなくても寝たよ。でもお前がいるとどうかな〜』
と、言いつつホッとした顔をした主人です。
今、羽を伸ばしに出掛けています。
この二日間、私は主人の司令塔でした。
最初主人は、『アイボの好きにさせる』と言っていました。
でも、行動に制限がある環境と、自由になる環境で、目の前に大好きなビデオがあって我慢できるとは、思えません。
アイボの行動の意味を探り、寝る場所を2階にしました。
(ビデオはありませんから)
私には、わがままを通そうとしますが、主人には、しないのです。
また、薬も以前の物がとってあるので、不安定になると、飲ませようとしていました。
『今処方されている薬で対応しないと、先生に伝えられないから、絶対にしないでね!』
全く違う環境からですから、アイボの戸惑いもわかりますが…
隙あらば…という、知恵(悪知恵)が見えてきます。
薬の件では、医師を頼りますが、電話とて有料です。
支援については、質問をしたことはありませんが、
私も、何かあった時、司令塔が欲しいなぁ〜と思います。
本人や家族、支援を知っていると、アドバイスも適切ですよね。
いつでも、繋がり、メールでやり取りが出来て、事後報告をする。
勿論、有料ですよ!
こんなのあったらいいなぁ〜

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2009/12/30
娘と二人、コンピュータ占いで手相を見てもらいました。
「あなたは、煙幕を張って自分の性格を包んで、はっきりみせませんが、我慢強い人です。
同情心もあつく、寛大で、感じやすい心を持っています。
今まで順調な運勢でしたが、これから少し試練の時がきます。
それを乗り越えることによって、あなたは一段と成長し、よりよい運勢をつかみ取ることが出来ます。
チャンスを逃さないように。」
娘は、温厚な性格で…。と書いてあった。
互いの紙を読みながら、頷いていました。
まっ統計学なので、全て鵜呑みには致しませんが、“これから少し試練?”
怖いよ〜

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2009/12/30
帰宅する電車からの風景は、懐かしい風景

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2009/12/30
ホームで、電車好きな方(自閉症のようです)が、リュックを背負い、首からホルダーを下げ、手には、切り裂いた紙と、ピカチュウを持ち、支援者と歩いていました。
電車の旅を満喫しているのかな〜
電車の中では、女の子連れの親子
可愛い支度をさせ、しりとりをしています。
あんな頃があったなぁ〜
周りを見ては、我が子と重ねている自分がいました。

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2009/12/30
アイボの成長日記を読んでいて思ったのだが、
アイボの甘えは、昔からでした。
食事は、食べさせて!と言わんばかりに怒り出す。
フォークに刺して渡しますが、自分からは、やりません。
そこで、『グサッ』と、声を出しアイボの気を引きながら、渡すと喜んだ。
次は、アイボだよ〜と、フォークを渡す。
『ほら〜出来た!上手』
服も、頭から被せれば、手を入れますが、なかなかの頑固者。
着替え易いように並べてたり、印を付けたりしました。
トイレットトレーニングも、タイミングを見ていきます。
汚れれば不快なので、比較的早く完了。
保育園に通い出してから、身辺自立は、一気に進みます。
一つ一つ、出来る事が増えると、言葉は無くても、
“この子は、わかっている”という実感があった。
二つ違いの姉コアカの存在も大きく、見本を見せてアイボを誘うと、上手くいくこともあった。
最初は、焦りと困惑で、“やらせよう!”が強い時には、全くダメ!
自然体で、寄り添うことだった。
甘えは、時に可愛いものですが、
切り離すのも、なかなか大変でした。(今も)
家庭以外の場所が果たす役割と、家庭の役割。
どちらも大切です。

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2009/12/30
今回は、ゆっくりと語り合うことが出来ました。
朝、夕食と、簡単ですが、娘の料理を頂きました。
夜は、語り合い、娘の中に自分を見たり、主人と似たものを見たり、確実に大人になっています。
娘から見た母(私)は、頑張っている存在のようです。
私の顔を見て、
『顔色が良くて安心した、一時病院にいたときは、顔色も悪く、この人長くないかも〜と思った。』と。
…(汗)
殺すな!って(>_<)
表の姿より、家族は、真の姿を知っていますからね。
さて、これから台所に篭り、頑張らねば(^O^)
二泊は、ゆっくり出来ました。

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