自閉症の息子と共に歩みながら、沢山の仲間や支援者に支えられてきました。そしてきっと、これからも〜
自閉症の息子と出会い《ジヘイショウ》を知りました。様々な出会い、失敗、成功・・・過去を振り返りながら今を綴ります。そして今、私たちの暮らす社会との架け橋になろうと思います。
【登場人物】アイボ:自閉症(カナータイプ) コアカ:アイボの姉 アカギ:父 ハレハレ:母(管理人)
2007/10/9
それは、耳栓です。
ちょっとざわついた場所(スーパー・デパート・バスの中など)に行くと、『おみみ』と耳栓を要求します。
無くなると大変なので予備は用意して置きます。
帰るとポイ!と適当に置くので、耳栓専用のフックを作りました。
朝は帽子と一緒に耳栓も自分から付けます。
学校など集団化を指導に入れますが、アイボのように孤立型で聴覚過敏を持つ子にとっては、拷問であります。
適切な支援があって参加できるのです。
もし、何の支援も無く集団に放り込んだら、パニック→強度行動障害への階段を登っていたことでしょう。
その階段への危険性は、常に頭の隅にあります。
そうなってもおかしくない予備軍でしょう。
傷つかないように〜はみ出さないように〜伝えながら〜
まるで風船に空気をいれるような作業です。

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